
BMWモトラッドは、コモ湖畔で開催されるコンコルソ・デレガンツァ・ヴィラ・デステにおいて、スーパーバイクセグメントに向けた最新作「BMW Motorrad Concept RR」を発表すると明らかにした。将来のBMW RRモデルを示唆するものだ。
●文:ヤングマシン編集部(ヨ) ●写真:BMW Motorrad
チャンピオンマシンからダイレクトにフィードバック
トプラック・ラズガットリオグルの手により2024年のスーパーバイク世界選手権でチャンピオンを獲得したマシン、それがBMWモトラッド「M1000RR」だ。BMWモトラッドモータースポーツにとって初のワールドチャンピオン獲得であり、今シーズンもドゥカティのニコロ・ブレガに先行されながらランキング2位を堅守している。
チャンピオンマシンになった2024年のファクトリー仕様は、それまでの戦績によりコンセッションルールを適用したフレームを使っており、量産車のフレームとは異なっていたという。この2024年に得たノウハウをフル投入した新型「BMW RR」シリーズが誕生する。
BMWモトラッドは、コモ湖畔で開催されるコンコルソ・デレガンツァ・ヴィラ・デステにおいて、スーパーバイクセグメントに向けた最新作「BMW Motorrad Concept RR」を発表すると明らかにしたのだ。
こちらはクレイモデルか。
「BMW Motorrad Concept RR」は、スーパーバイク世界選手権を走るマシンに搭載されるものと同様の並列4気筒エンジンを搭載するが、ドゥカティとのパワー競争を制するべく、すでに230psを超える最高出力を実現しているという。さらに、エンジンマネジメントやトラクションコントロール、エンジンブレーキコントロールなど、スーパーバイク仕様M1000RRからダイレクトに継承した電子制御を搭載する。
また、フレームや車両を構成するあらゆるディテールに軽量化、さらにパフォーマンス追求のための最適化が施される。
デザインも軽量でパフォーマンスに優れたコンセプトを具現化しており、また超高速域での走行安定性とコーナリング速度の追求、かつ最小限の空気抵抗を得るべく一体型ウイングレットを含むフェアリング全体が作り直され、とても市販車とは思えない凄みをたたえている。
この『コンセプトRR』がいつ市販車の新S1000RRあるいは新M1000RRへと結び付くのかは明かされていないが、早ければ2025年秋のEICMAまでに市販車を発表、2026年シーズンのスーパーバイク世界選手権にファクトリー仕様が参戦という可能性も。これは続報が楽しみだ!
BMW Motorrad Concept RR
BMW Motorrad Concept RR
BMW Motorrad Concept RR
BMW Motorrad Concept RR
BMW Motorrad Concept RR
BMW Motorrad責任者、マルクス・フラッシュ氏のコメント
「BMW Motorradがこれほど早い段階でRRモデルの将来の世代を垣間見せたことはかつてありません。BMW Motorrad Concept RRは、技術的にもデザイン言語においても、我々の開発チームの真の傑作です。BMW Motorradのファクトリーライダー、トプラク・ラズガットリオグル選手が昨年のFIMスーパーバイク世界選手権で圧倒的な勝利を収めたBMW MotorradのファクトリースーパーバイクM 1000 RRに導かれ、インスピレーションを受けたコンセプトRRは、ストリートとサーキットの両方での使用に向けて、まさに最上級のオンパレードを提供します。レースから公道への転換が、これほど明確に示されたことはありません。それは、このセグメントで最高の技術レベルと最大のパフォーマンスを提供するというBMW Motorradのリーダーシップの主張を示しています」
50着限定のライフスタイル ジャケット「Concept RR LTD.」
BMWモトラッドは、コンセプトRRの発表を機に、50着限定のユニークなライフスタイルジャケット「コンセプトRR LTDジャケット」を開発。バイエルンの伝統企業MEINDL社との協力により製作されたこの上質なカーフナッパレザーのジャケットは、モータースポーツの雰囲気と最高の職人技、そして限定性を兼ね備えているという。
【動画】BMW Motorrad Concept RR
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