
●文:ヤングマシン編集部(マツ) ●写真:Astemo ●外部リンク:K’s-STYLE
SHOWAハイパフォーマンスシリーズキット体感試乗キャンペーン
東京都練馬区のK’s STYLE(ケイズ・スタイル)では、カワサキZ900/Z900RS用の高性能サスペンション「SHOWAハイパフォーマンスシリーズキット(以下HPキット)」の発売に伴い、これを装着した車両の体感試乗キャンペーンを開催する。
このSHOWA・HPキットは、フロントフォーク(バランスフリーフロントフォーク=BPP)とリヤショック(バランスフリーリヤクッションライト=BFRC-lite)がそれぞれ設定されており、ZX-10R/Z900RSに続く3機種目としてカワサキZ900用が発売されたばかり。K’s-STYLEではこれを機に、前後にHPキットを組み込んだZ900RSとZ900の試乗車両を用意。その高性能を体感してもらうべく、この2車のユーザー限定で今回のキャンペーンを実施する。
また、試乗後に同店でHPキットを前後セットで購入すると価格が20%OFFとなる特典も用意。または購入後に装着写真と動画を撮影し、アンケートの回答とともに送付すると定価の20%がキャッシュバックされる購入モニター(各モデル先着2名)も募集している。
【Astemo SHOWA ハイパフォーマンスシリーズキット for Z900】SHOWA自慢の“バランスフリー機構”が採用された前後サスペンション。カワサキZX-10RやスズキGSX-R1000Rなどが純正採用する機構で、その高性能を他機種でも体感してもらうことを狙ったキットだ。写真のZ900用は3月に発表された新製品で、価格はフロントが25万3000円、リヤが19万8000円。他ブランドの同等品と比べると価格もリーズナブルだ(Z900RS用はリヤは同価格だが、フロントは削り出しエンドピースの採用などで33万円)。SHOWAのテストライダーがメーカーの車両開発と同等レベルのテストを繰り返してセッティングを煮詰めており、装着するだけで確実に性能が向上するのも魅力。
フロントフォーク(BFF)は別体タンクの付け根に伸/圧の減衰調整アジャスターが配置され、フォークトップにはプリロード調整のみ。鍛造のエンドピースや低フリクションなチタンコーティングが施されたインナーチューブなども特徴だ。
フロントフォーク同様のバランスフリー機構を持つリヤショック(BFRC-Lite)も、別体タンク脇に伸/圧の減衰調整アジャスターを配置。油圧式のプリロード調整アジャスターも装備する。こちらもインナーロッドはチタンコーティングされており、スプリング材には軽量&高強度なSHOWAの独自素材を用いる。
K’s-STYLE・SHOWAサスペンション試乗キャンペーン概要
- 試乗価格:1時間3500円/3時間1万1000円(前後キットを購入すれば返金)
- 試乗可能日時:5/10以降のK’s−STYLE営業日(木〜月の11-18時)
- 試乗申し込み:試乗申し込みフォームより(申し込み後に日時を確定。5月中の予約でBERiKスニーカープレゼント)
- 問い合わせ先:K’s-STYLE(株式会社エム・エス・エル)
- 東京都練馬区谷原6-19-2
- TEL:03-5923-9781
- https://ks-style.bike/
SHOWAハイパフォーマンスシリーズキット・ミニインプレ
こちらのSHOWA・HPキットは、先日メディア向けに試乗会が開催され、筆者が体験してきたばかり。当日はSHOWA(Astemo)のテストコースで、Z900/Z900RSのSTDサスペンション車/HPキット車を比較試乗できたので、参考までにその際の印象をお伝えしよう。
①Z900RS+BFF/BFRC-Lite「高級感もスポーツ性も向上!!」
STD車(左)とHPキット装着車(右)を乗り比べると、後者は路面の凹凸を滑らかに吸収し、とても乗り心地が良くなって高級感や上質感が高まっている上、バイクが軽くシャープに動き、スポーツ性まで向上していて驚く。小さな入力でバイクが動くからか、Z900RSでは車体がコンパクトになったようにも感じた。
②Z900+BFF/BFRC-Lite「ピッチングが減り安定性も向上」
RSと同様、快適性(乗り心地)もスポーツ性もHPキット装着車では著しく向上。また、ブレーキング時のピッチングが抑えられているため、より自信を持ってブレーキレバーを握り込める。ゆっくり走る際はSTDの適度なダルさも良いが、HPキットは多くの人にとって欠点がなく、全方位に性能が向上すると感じられるはずだ。
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