XMAX/YZF-R9に注目! ヤマハ関連 月間記事ランキングTOP5【2025年1月版】

XMAX/YZF-R9に注目! ヤマハ関連 月間記事ランキングTOP5【2025年1月版】

YZF-R9の登場や、R3の刷新など、スーパースポーツのニュースが相次いだ2024年末のヤマハ。それから1ヶ月たった2025年1月において、同社にはどんなニュースがあったのだろうか。WEBヤングマシンの記事アクセスランキングとともに、振り返ってみよう。集計期間は2025年1月1日から1月31日までだ。


●文:ヤングマシン編集部

1位:新「XMAX」登場【海外】

ヤマハが、スポーツスクーター「XMAX」の2025年モデルを欧州および北米で発表したことを報じた。XMAXは2004年に欧州で誕生し、2017年より日本を含むアジア市場へ(250として)導入された。欧州ではXMAX300およびXMAX125、北米ではXMAX(300)がラインナップされており、今回それぞれ共通の変更を受けた形だ。

2023年のモデルチェンジで「X」モチーフのLEDヘッドライト&ポジションランプ、テールランプによる新スタイリングを採用し、ディテールの質感も向上したXMAXシリーズだが、2025年モデルでは上位モデルのテックマックスに、電動スクリーンと新型メーターパネルを新採用。メーターはこれまで縦並びでTFT&LCDを組み合わせていたが、新作では横2連配置となった。

2位:YZF-R9 開発者インタビュー【前編:企画意図/車体ほか】

「我々はスーパースポーツを見捨てない」そう豪語するヤマハが放つ、久々の本格的スーパースポーツがYZF-R9。ミドル最強のトラックパフォーマンスを謳い、2025年からはYZF-R6に代わって世界スーパースポーツ選手権(WSS)にも参戦する、注目の次世代スーパースポーツ機の開発者への直撃インタビュー。前編では、まずは企画意図や車体について触れた。

ヤマハによると、ユーザーはスーパースポーツに憧れつつも、ライディングポジションのキツさなどには不安を抱いているとのこと。そこで、そうした部分は多少解消できるよう考え、軸足は本格的なスーパースポーツに置きつつも、ツーリングなどでの快適性は少し考慮して生まれたのが、YZF-R9だという。

3位:〈幻名車〉2リッター「音魂(OTODAMA)」V-MAX2000

2001年の東京モーターショーで展示されたオブジェ「音魂」について、振り返った。排気量は非公式ながら2000ccと噂され、これを搭載した試作車も造られたが、計画中止になった幻のエンジンだ。コンセプトは魔神。英語のマシンともかけており、機械でありながら生命体でもあり、有機的なイメージ をもたせた『人機官能』の権化として君臨するものとしてデザインされた。

さらに開発者いわく、『日本人であること、日本製である事を再認識した物づくり』をテーマに掲げ、その具現化を試みたという。造り込みに妥協は一切なかったが、道のりは平坦ではなく、開発過程でのエンジン『音魂』は目標数値を達成したものの、あまりにも大きすぎたため車体のバランスも大きくなりすぎて、プロジェクトを一度白紙に戻す…という紆余曲折を経た。

4位:YZF-R9 開発者インタビュー【後編:エンジン/足まわりほか】

注目の次世代スーパースポーツ機YZF-R9の開発者への直撃インタビューの後編。こちらの記事では、エンジンや足まわりについてお伝えした。YZF-R9のエンジンは吸排気系も含めてMT-09と共通で、違いはECUのセッティング程度。コンセプト的に120psで十分という判断のもと、あえて変更を加えずコストを抑制したという。

前後のサスペンションはKYB製の新作だが、そこまで高くはないとのこと。MT-09SPのフォークは左右ともに伸びと圧縮のダンパーを持つが、YZF-R9のフォークは左右で伸側と圧側のダンパーを独立させていて部品点数が少ないためだ。ただしベースバルブには良いものを付けたこともあり、コスト的にはMT‐09SPと大きくは変わらず、性能的にはYZF-R1でも十分に使えるほどとなった。

5位:新型「YZF-R25」登場【海外】

ヤマハがインドネシアで発表した新型「YZF-R25」について報じた。2024年10月に欧州&北米で登場した、新型YZF-R3と同様のモデルチェンジ内容とした250cc版だ。日本ではYZF-R3&YZF-R25ともに現行モデルが販売中だが、いずれ両車とも同様のモデルチェンジが実施される可能性は高いと思われる。

新型YZF-R25のインドネシア現地価格は7500万ルピア。現行Rシリーズラインナップの中では、フロントフェイスがやや旧世代だったYZF-R25だが、新型では上下2段組のツインアイ・ポジションライトと中央のエアダクトに配置されたモノアイLEDヘッドライトにより、デザインは一気に最新世代へアップグレード。さらに、MotoGPの技術に由来する新しいウイングレットも小ぶりながら新装備した。

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