スズキは、快適で実用的、そして余裕の動力性能を備えたビッグスクーター「バーグマン400 ABS」の価格を改定し、2024年9月6日に発売する。主要諸元に変更はない。
●文:ヤングマシン編集部(ヨ) ●外部リンク:スズキ
スカイウェイブ400誕生から26年、装備充実のバーグマン400
スズキは、ビッグスクーターの「バーグマン400 ABS」を価格改定し、2024年9月6日に発売すると発表した。バーグマン400は、国内初の400ccスクーターとして1998年に発売されたスカイウェイブ400の後継モデルで、2017年にフルモデルチェンジを受けた際に車名をグローバル共通の「バーグマン」に統一。LEDを採用した左右2灯のヘッドライトや流麗なデザイン、リンク式モノショックリヤサスペンションなどが特徴となっているほか、42Lのシート下トランクスペースや12Vのアクセサリーソケット装備といった高い実用性も人気の秘密だ。
2021年モデルでマイナーチェンジが施され、主な変更点はトラクションコントロールシステムの装備と、スズキデュアルスパークテクノロジー採用による排出ガスのクリーン化(平成32年/令和2年国内排出ガス規制対応)&燃費性能向上、そしてエンジン始動を容易にする「イージースタートシステム」の採用だった。
価格は従来型からプラス4万8400円の89万5400円。15インチフロントホイールによる高い操縦安定性といったメリットはそのまま継承している。
SUZUKI BURGMAN 400 ABS[2024 model]
車名 | バーグマン400 ABS |
認定型式/ | 8BL-DU11N |
全長×全幅×全高 | 2235×765×1350mm |
軸距 | 1580mm |
最低地上高 | 125mm |
シート高 | 755mm |
キャスター/トレール | 25°/101mm |
装備重量 | 218kg |
エンジン型式 | 水冷4ストローク単気筒DOHC4バルブ |
総排気量 | 399cc |
内径×行程 | 81.0×77.6mm |
圧縮比 | 10.6:1 |
最高出力 | 29ps/6300rpm |
最大トルク | 3.6kg-m/4900rpm |
変速機 | Vベルト無段変速(オートマチック) |
燃料タンク容量 | 13L(無鉛レギュラーガソリン) |
WMTCモード燃費 | 25.2km/L(クラス3 サブクラス3-1、1名乗車時) |
タイヤサイズ前 | 120/70-15 |
タイヤサイズ後 | 150/70-13 |
ブレーキ前 | 油圧式ダブルディスク |
ブレーキ後 | 油圧式シングルディスク |
乗車定員 | 2名 |
価格 | 89万5400円 |
車体色 | 艶消し銀、灰、艶消し黒 |
発売日 | 2024年9月6日 |
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(スズキ [SUZUKI])
大型二輪免許は18歳から取得可能! バイクの免許は原付(~50cc)、小型限定普通二輪(~125cc)、普通二輪(~400cc)、大型二輪(排気量無制限)があり、原付以外には“AT限定”免許も存在する[…]
[◯] Vツインの味わい不変。Xはスタイリッシュだ 初出は1999年という非常に長い歴史を持つスズキのSV650。国内の新排ガス規制に対応した結果、最高出力は76.1→72psに、最大トルクは64→6[…]
グローバルサイトでは「e-アドレス」「アドレス125」と表記! スズキが新型バッテリーEV(BEV)スクーター「e-ACCESS(e-アクセス)」、新型スクーター「ACCESS(アクセス)」、バイオエ[…]
スクエアデザインの1050/800/250SXに対し、650と250は穏やかな意匠 スズキは、「Vストローム650」および「Vストローム650XT」の価格を改定し、2025年2月5日に発売すると発表し[…]
新鮮なボディカラーに加えホイール色も刷新 スズキがSV650Xの新色を発表した。ボディカラーは新たに「パールテックホワイト」を採用し、ブラックのフレームにブルーのホイールを組み合わせる。価格は、SV6[…]
最新の関連記事(新型スクーター)
グローバルサイトでは「e-アドレス」「アドレス125」と表記! スズキが新型バッテリーEV(BEV)スクーター「e-ACCESS(e-アクセス)」、新型スクーター「ACCESS(アクセス)」、バイオエ[…]
従来は縦2連だったメーターが横2連配置に ヤマハは、2004年に欧州で誕生し、2017年より日本を含むアジア市場へ(250として)導入されたスポーツスクーター「XMAX」の2025年モデルを欧州および[…]
大容量ラゲッジボックスやスマートキーシステム、USB-Cなど充実装備は継承 ホンダは、原付二種スクーター「PCX」および軽二輪スクーター「PCX160」にマイナーチェンジを施し、2025年モデルとして[…]
新フロントマスク、コネクティビティ強化、電子制御拡充など ヤマハが新型「TMAX560」および「TNAX560テックマックス」を発表した。新しいフロントマスクの採用とともに、新デザインの7インチTFT[…]
PEV600のおすすめポイントをご紹介 さて、本題に入る前に昨今の電動車事情について簡単に触れておきますね。 乗り物の電動化が徐々に加速していく中で、昨年夏には特定小型原付が新たな車両区分として加わり[…]
人気記事ランキング(全体)
アッパーカウルはフランスで882.5ユーロ 1980年代のGSX1100S KATANAをモチーフにしたスペシャルモデルを製作することは、S2コンセプトのスタッフが何年も温めていたアイデアだった。それ[…]
【’09VMAX開発秘話】2リッター「音魂(オトダマ)」は失敗だった 新VMAXの開発には実に十数年の歳月が費やされた。このプロジェクトを長い間推し進めてきた中心人物は開発の経緯をおよそ次のように語る[…]
ライトグレーのボディにライトブルーのホイールが新鮮! ヤマハが「MT-25」の2025年モデルをインドネシアで世界初公開した。欧州で発表済みの兄弟モデル・MT-03に準じたモデルチェンジ内容で、現地価[…]
従来は縦2連だったメーターが横2連配置に ヤマハは、2004年に欧州で誕生し、2017年より日本を含むアジア市場へ(250として)導入されたスポーツスクーター「XMAX」の2025年モデルを欧州および[…]
欧州&北米で昨秋登場した新型YZF-R3の250cc版 ヤマハはインドネシアで新型「YZF-R25」を発表した。2024年10月に欧州&北米で登場した新型YZF-R3と同様のモデルチェンジ内容とした2[…]
最新の投稿記事(全体)
西日本のバイク用品店4店舗にて開催! 2025年シーズンにおいて、Hondaのマシンの開発をしながら、Moto GPにスポット参戦するMotoGPライダー中上貴晶選手のサイン会が、アライヘルメットプレ[…]
先日、バイク好きな友人と車でドライブしているときに(私は助手席だけれど…)ライダー同士がすれ違う際に、ピースをしあっている光景を見た。なんだか楽しそうなことしてるなーと思い、「あれって、車に乗ってる俺[…]
スパナプライヤー:刻みのないジョーが平行にスライド。スパナのように使えるプライヤー ストレートのスパナプライヤーは、細部の形状や仕上げは異なるものの、ヒンジの仕組みや特徴はクニペックスのプライヤーレン[…]
ハイパワーだけでなく、本来持つテイスティさを損なわず、より“らしさ”を強調するストロークアップ エンジンを強化する際、排気量アップが効果的なのはたやすくイメージできるだろう。ハーレーダビッドソンはエボ[…]
直線基調の斬新スタイルへの挑戦 「デザインの源流はバック・トゥ・ザ・フューチャー」 好みにカスタムしたバイクで行きつけのカフェに向かい、日がな一日、気の合う仲間とバイクを眺め、バイク談義に耽る。 その[…]
- 1
- 2