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スズキの新型ツインスポーツ「GSX-8R」発売! GSX-8S派生のフルカウル ミドルスポーツ

スズキは、ネイキッドスポーツのGSX-8Sの派生モデルとして新型のフルカウルスポーツ「GSX-8R」を2024年1月25日に発売すると発表した。270度クランク&クロスバランサー装備の並列2気筒エンジンは8Sと同スペックで、トラコンやクイックシフターも標準装備だ。


●文:ヤングマシン編集部(ヨ) ●外部リンク:スズキ

楽なポジションと電子制御で扱いやすいオールラウンダーに

スズキ最新の775cc並列2気筒エンジンを搭載するモデルとして4機種目の「GSX-8R」が発売される。これまでにネイキッドモデルのGSX-8S、アドベンチャー系のVストローム800、同800DEがラインナップされたが、今度はフルカウルを装備したオールラウンドスポーツモデルだ。

GSX-8RのベースとなったのはGSX-8Sで、スチール製フレームやアルミ製スイングアーム、270度クランク&クロスバランサー装備の並列2気筒エンジンは基本的に8Sと同スペック。スリップ&アシスト機能を持つスズキクラッチアシストシステム(SCAS)や発進時に回転を少しだけ上げてサポートしてくれるローRPMアシストに加え、双方向クイックシフトシステム、3段階+OFFのスズキトラクションコントロールシステム(STCS)、3段階に設定可能なスズキドライブモードセレクター(SDMS)といった先進装備も継承する。

一方で、前後サスペンションは8SのKYB製からSHOWA製に改められ、フロントにはSFF-BP倒立フロントフォークを採用。リヤショックには7段階に調整可能なプリロードアジャスターを備える。

ハンドルバーはセパレートタイプとされたが、ライディングポジションはさほど前傾がきつくなく、ストリートで扱いやすい設定とされた。カウルは面積を抑え気味にしてエンジンの露出を大きめにとったもので、六角形デザインのモノフォーカスLEDヘッドライトは8SやVスト800系と共通だ。

価格は114万4000円で、カラーバリエーションは3色ラインナップとなる。

SUZUKI GSX-8R カラーバリエーションとスペック

SUZUKI GSX-8R[2024 model]トリトンブルーメタリック

SUZUKI GSX-8R[2024 model]マットブラックメタリックNo.2

SUZUKI GSX-8R[2024 model]マットソードシルバーメタリック

車名GSX-8R
型式8BL-EM1AA
全長×全幅×全高2115×770×1135mm
軸距1465mm
最低地上高145mm
シート高810mm
装備重量205kg
エンジン型式水冷4ストローク並列2気筒DOHC4バルブ
総排気量775cc
内径×行程84.0×70.0mm
圧縮比12.8:1
最高出力80ps/8500rpm
最大トルク7.7kg-m/6800rpm
変速機常時噛合式6段リターン
燃料タンク容量14L
WMTCモード燃費23.4km/L(クラス3、サブクラス3-2、1名乗車時)
タイヤサイズ前120/70ZR17
タイヤサイズ後180/55ZR17
ブレーキ前油圧式ダブルディスク
ブレーキ後油圧式シングルディスク
価格114万4000円
青、黒、銀
発売日2024年1月25日
 

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