
スズキは北米で、並列2気筒エンジンを搭載する本格アドベンチャーモデル「Vストローム800DE」の2024年モデルとしてニューカラーを発表した。日本でも販売されているスタンダード仕様にはホワイトを、そして北米にラインナップされる800DEアドベンチャーにはマットグリーンが登場している。
●文:ヤングマシン編集部(ヨ)
チャンピオンイエローはそのままに、新色ホワイトとマットグリーンが登場
スズキは北米で、最新世代の並列2気筒エンジンを搭載するアドベンチャーモデル「Vストローム800DE」シリーズに新色を投入した。特別装備を持たないスタンダード仕様は従来のグレーに代わってホワイトを設定したほか、左右パニアケースとセンタースタンド、エンジン&フレームガード、大型スキッドプレートなどを装着した「Vストローム800DEアドベンチャー」(アメリカでのみラインナップ)は、従来のブラックに代わってマットスティールグリーンメタリックが設定された。
後者のマットスティールグリーンメタリックは、日本でも発売されたばかりの「Vストローム800(前19/後17インチのオンロード寄り仕様)」が採用しているものと同様で、ワイヤースポークホイールにはゴールドリムを採用している。
日本仕様でも次年度以降のモデルで同様のニューカラーが設定される可能性が高そうだ。
SUZUKI V-STROM800DE / Adventure[2024 U.S. model]
主要諸元■全長2345 全幅975 前項1310 軸距1570 最低地上高220 シート高855(各mm) 車重230kg(装備)■水冷4ストローク並列2気筒DOHC4バルブ 776cc 出力未発表 変速機6段 燃料タンク容量20L■タイヤサイズF=90/90-21 R=150/70R17 ※諸元はスタンダードの800DE ●北米価格:1万1599ドル/アドベンチャー=1万3049ドル
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。
あなたにおすすめの関連記事
見晴らしがいい! オンロードバイクとアドベンチャー/オフロード/クロスオーバーなどの大きな違いのひとつは、走破性をよくするために車高が高くなっていること(最低地上高も同時に高まる)だろう。加えて、ステ[…]
未舗装路にも強いDE、ロードエクスプローラーの性能を高めた無印800 776cc・270度位相クランク採用の並列2気筒エンジンを搭載したアドベンチャーマシン「Vストローム800DE」に兄弟車が登場した[…]
フェイスデザインはGSX-8SとGSX-R1000Rの融合系!? スズキは、イタリアのミラノで開幕したEICMA 2023のプレスデー初日となる11月7日に、2台のブランニューモデルを世界初公開。この[…]
ホイールまでコーディネートされたクールな新色を設定 スズキは北米で2024年モデルを順次発表。2023年モデルとして登場して間もないGSX-8Sはカラーバリエーションが変更された。従来のブルーを継続し[…]
フランコ・ウンチーニとケビン・シュワンツの500ccマシンが並ぶ! スズキイタリアは、トリノで行われたオートルックウィーク2023にてGSX-8S、スイフトスポーツハイブリッド、DF200AP(船外機[…]
最新の関連記事(スズキ [SUZUKI])
レーサーポジションでもツーリングするカルチャーを育んだGSX-R1100! 1985年、サーキット最速を目指した新世代の油冷エンジンに超軽量なアルミ製ダブルクレードルのスーパースポーツ・GSX-R75[…]
ターンバイターンのナビゲーションも標準搭載! スズキはインドで、ジクサー250と共通の油冷単気筒エンジンを搭載するスポーツアドベンチャーモデル「VストロームSX」の2026年モデルを発表。4つのカラー[…]
ライバルを突き放す90°Vツインと高剛性に低重心の新次元を構築! ヤマハRZ250の切り開いた2スト復活劇から、レーシングマシンのレプリカブームへとエスカレートさせたのは、1983年のスズキRG250[…]
125ccクラスは16歳から取得可能な“小型限定普通二輪免許”で運転可 バイクの免許は原付(~50cc)、小型限定普通二輪(~125cc)、普通二輪(~400cc)、大型二輪(排気量無制限)があり、原[…]
鮮やかな“パールビガーブルー”のスペシャルエディション登場 スズキは「ハヤブサ」をマイナーチェンジし、2025年12月24日に発売すると発表した。アルティメットスポーツを標ぼうするマシンは、リチウムイ[…]
人気記事ランキング(全体)
火の玉「SE」と「ブラックボールエディション」、ビキニカウルの「カフェ」が登場 カワサキモータースジャパンは、ジャパンモビリティショー2025で世界初公開した新型「Z900RS」シリーズについてスペッ[…]
16日間で211万着の「メディヒール」が物量攻勢で復活 ワークマンが展開するPBリカバリーウェア「MEDIHEAL(メディヒール)」シリーズが、いま爆発的なヒットを記録している。2026年、秋冬商戦に[…]
ライバルを突き放す90°Vツインと高剛性に低重心の新次元を構築! ヤマハRZ250の切り開いた2スト復活劇から、レーシングマシンのレプリカブームへとエスカレートさせたのは、1983年のスズキRG250[…]
経済性と耐久性に優れた素性はそのままに、ブレーキ性能を向上 ホンダはタイで、日本仕様のキャストホイール+ABSとは別ラインになっているスーパーカブ110(現地名:スーパーカブ)をマイナーチェンジ。新た[…]
アドベンチャールックは伊達じゃない! 大型バイザーの恩恵 まず目を引くのが、オフロードテイストを感じさせる大型ピークバイザーだ。これは単なるファッションではない。 直射日光を遮る“ひさし”としての機能[…]
最新の投稿記事(全体)
日本発のトランスフォーマブル・バイク「タタメルバイク」 タタメルバイクは、日本のものづくりの精神と、自由な発想が融合して生まれた「持ち運べるパーソナルモビリティ」だ。最大の特徴は、その名の通りの折り畳[…]
〈1978年3月〉SR400[2H6]/500[2J3]:ロードスポーツの原点 1976年に発売したオフロードモデルのXT500のエンジンとフレームをベースに、トラディショナルなロードスポーツとして登[…]
何でもありルールに世界のメーカーが飛びついた WRCグループBカテゴリーは1982〜86年まで続いたラリー競技。レース好きならご存じの通り、レギュレーションはほぼ「何でもあり」的なニュアンスでした。レ[…]
レーサーポジションでもツーリングするカルチャーを育んだGSX-R1100! 1985年、サーキット最速を目指した新世代の油冷エンジンに超軽量なアルミ製ダブルクレードルのスーパースポーツ・GSX-R75[…]
タフネスと優しさを両立した水冷エンジン「シェルパ450」 インド北部にそびえるヒマラヤ山脈は、ロイヤルエンフィールドにとって、ひいてはインド人にとって、いつでも憧れの旅路だ。そんな憧憬が表れているモデ[…]
- 1
- 2







































