
株式会社モリサワは、カワサキモータース株式会社が初めて手がけた電動モーターサイクルおよびハイブリッドモーターサイクルにオリジナルフォントを開発、提供した。
●文:ヤングマシン編集部 ●外部リンク:カワサキモータースジャパン モリサワ
カワサキが、モーターサイクル用にオリジナルフォントを採用するのは今回が初めて。カワサキ初の電動モーターサイクルであるNinja e-1とZ e-1およびハイブリッドモーターサイクルNinja 7 Hybridにふさわしいデザインを実現するべく、プロデザイナー御用達のフォントを提供するモリサワにオリジナルフォント開発が依頼された。
今回採用されたのは、「Kawasaki Type001」と「Kawasaki Type002」の2つのフォントで、TFTメーターの時計部分に「Kawasaki Type001」、それ以外のスピード、ギアポジション、バッテリー表示などに「Kawasaki Type002」が使用されている。また、車両の状態や走行ログなどを確認するためのアプリ『RIDEOLOGYTHEAPP』にも「Kawasaki Type002」が採用されている。
「KawasakiType001」「KawasakiType002」いずれも、走行中の振動や天候などさまざまな状況下における視認性を重視しつつ、「KawasakiType002」は、スピード感やメカニック感といった個性をデザインで表現し、「KawasakiType001」は、より幅広いモデルでの使用を想定している。ともに、今後、カワサキが発売する新たなモデルにも採用予定となっている。
Ninja e-1、Z e-1は、欧州など導入国にて順次発売が開始され、日本国内においても発売が予定されている。Ninja 7 Hybridは2024年より、導入国にて順次発売予定。燃費の良さと高い走行性能を両立し、近距離の通勤通学からツーリングなどで活躍するモーターサイクルとなっている。
モリサワについて
モリサワは、大阪市に本社を置くフォントメーカー。Windows10以降に搭載されているBIZUDフォントやUDデジタル教科書体など、より多くの人にとって読みやすく設計されたUD(ユニバーサルデザイン)フォントも開発している。2000書体以上が使えるフォントサブスクリプションサービスMorisawa FontsやWebフォント、機器やアプリケーションへの組込みフォントなど、利用環境に合わせたフォントサービスを提供している。
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