カワサキモータースジャパンは、ちょうどいいスポーツバイクとして人気のニンジャ250の2024年モデルを発表した。前年モデルで復活したKRTエディションはロゴの変更を受け、継続色のグレーとともに9月15日に発売される。
●文:ヤングマシン編集部(ヨ) ●外部リンク:カワサキモータースジャパン
ライムグリーンとカーボングレーの2本立て
カワサキはニンジャ250の2024年モデルとして3色のラインナップを発表。シャープなスタイリングにライトウェイト、ハイパフォーマンスを兼ね備えつつ、ライバル勢より日常での使い勝手も考慮しているニンジャ250は、2018年にフルモデルチェンジし、ニンジャ400と共通の車体を持つのが特徴だ。
今回のカラーチェンジでは、2023年モデルで復活したKRTエディションのタンクロゴを変更し、メタリックカーボングレー×メタリックマットカーボングレーを継続する。
前回のマイナーチェンジでは、令和2年排出ガス規制に適合したことでエンジン出力スペックに変更があり、最高出力は37ps/12500rpm→35ps/12500rpmに、最大トルクは2.3kg/m/10000rpm→2.2kg-m/10500rpmになった。また、WMTCモード燃費は26.2km/L→25.1km/Lに。166kgの車重は変更なしだった。
2024年モデルは、価格が3万3000円上昇して70万4000円になった。
KAWASAKI NINJA 250 / KRT EDITION[2024 model]
車名 | Ninja 250 KRT EDITION / Ninja 250 |
型式 | 8BK-EX250Y |
全長×全幅×全高 | 1990×710×1125mm |
軸距 | 1370mm |
最低地上高 | 145mm |
シート高 | 795mm |
キャスター/トレール | 24.3°/90mm |
装備重量 | 166kg |
エンジン型式 | 水冷4ストローク並列2気筒DOHC4バルブ |
総排気量 | 248cc |
内径×行程 | 62.0×41.2mm |
圧縮比 | 11.6:1 |
最高出力 | 35ps/12500rpm |
最大トルク | 2.2kg-m/10500rpm |
始動方式 | セルフスターター |
変速機 | 常時噛合式6段リターン |
燃料タンク容量 | 14L |
WMTCモード燃費 | 25.1㎞/L(クラス3-2、1名乗車時) |
タイヤサイズ前 | 110/70-17 |
タイヤサイズ後 | 140/70-17 |
乗車定員 | 2名 |
価格 | 70万4000円 |
発売日 | 2023年9月15日 |
※本記事の文責は当該執筆者(もしくはメディア)に属します。※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(ニンジャ250/KRT)
250ccクラスは16歳から取得可能な“普通二輪免許”で運転できる バイクの免許は全部で7種類ある。原付(~50cc)、小型限定普通二輪(~125cc)、普通二輪(~400cc)、大型二輪(排気量無制[…]
新KRTのほかにはソリッドカラーが揃う! カワサキモータースインドネシアは、「ニンジャZX-25R」シリーズと「ニンジャ250」シリーズの2025年モデルを発表した。 最新ニンジャZX-10Rなどに通[…]
250ccクラスは16歳から取得可能な“普通二輪免許”で運転できる バイクの免許は全部で7種類ある。原付(~50cc)、小型限定普通二輪(~125cc)、普通二輪(~400cc)、大型二輪(排気量無制[…]
通勤からツーリング、サーキット走行まで使えるカウル付き軽二輪スポーツ 日本の道に最適といえるサイズ感や、通勤/通学からツーリングまで使える万能さが軽二輪(126~250cc)の長所。スクーターやレジャ[…]
250ccクラスは16歳から取得可能な“普通二輪免許”で運転できる バイクの免許は全部で7種類ある。原付(~50cc)、小型限定普通二輪(~125cc)、普通二輪(~400cc)、大型二輪(排気量無制[…]
最新の関連記事(新型軽二輪 [126〜250cc])
消えてしまったセロー250の穴をカワサキが埋める?! カワサキの新トレッキングマシン「KLX230 シェルパ」は、2024年11月15日の発表時には11月27日発売とされたが、その後に諸事情で発売日を[…]
126~250ccスクーターは16歳から取得可能な“AT限定普通二輪免許”で運転できる 250ccクラス(軽二輪)のスクーターを運転できるのは「AT限定普通二輪免許」もしくは「普通二輪免許」以上だ。 […]
新色×2に加え、継続色も一部変更 ホンダは、水冷4バルブの「eSP+」エンジンを搭載するアドベンチャースタイルの軽二輪スクーター「ADV160」に、スポーティ感のある「ミレニアムレッド」と上質感のある[…]
装備の充実で価格は8万9100万円上昇 フォルツァが約2年ぶりに変更を受け、2025年モデルとして発売される。2022年末に登場したモデルは、新型と同じヘッドライトデザインやメーターパネルの変更のほか[…]
最上位グレードは最新Honda RoadSync対応の液晶メーターを採用 ホンダがインドネシアで新型「PCX160」を発表。排気量以外はEICMA 2024で発表された新型PCX125と同様のモデルチ[…]
人気記事ランキング(全体)
「もしも出先でヘルメットを盗難されたら、自宅までどうやって帰るのだろう」バイクに乗っていると、こうした疑問も浮かぶのではないでしょうか。そもそもヘルメット窃盗犯は、なぜ人が使った中古のヘルメットを狙う[…]
2&4ストロークハイブリッドV3は実質4ストロークV4と同効率! 数々の伝説を残してきたNSR500が2001年シーズンで最後の年を迎えた。これで2ストローク全盛に完全な終止符が打たれたわけだ。対する[…]
一度掴んだ税金は離さない! というお役所論理は、もういいでしょう 12月20日に与党(自民党と公明党)が取りまとめた「令和7年度税制改正大綱」の「令和7年度税制改正大綱の基本的な考え」の3ページ目に「[…]
4気筒CBRシリーズの末弟として登場か EICMA 2024が盛況のうちに終了し、各メーカーの2025年モデルが出そろったのち、ホンダが「CBR500R FOUR」なる商標を出願していたことが判明した[…]
2025年こそ直4のヘリテイジネイキッドに期待! カワサキの躍進が著しい。2023年にはEVやハイブリッド、そして2024年には待望のW230&メグロS1が市販化。ひと通り大きな峠を超えた。となれば、[…]
最新の投稿記事(全体)
ユーザーの好みに応える充実のラインアップ。スポーツモデルを直立させるスタンドに求められる条件とは? BMWモトラッド専門店として2010年にオープンしたモトラッドミツオカ大阪は、大阪北部に位置する人気[…]
ファッションからスポーツまで。現代のバイクライフにフィット このバイクは只者じゃない−−。僕はマヨルカ島のリゾートホテルのエントランスに鎮座するトライアンフの「スピードツイン1200RS」に初対面した[…]
通勤エクスプレスには低価格も重要項目! 日常ユースに最適で、通勤/通学やちょっとした買い物、なんならツーリングも使えるのが原付二種(51~125cc)スクーター。AT小型限定普通二輪免許で運転できる気[…]
CT125ハンターカブ[47万3000円] vs クロスカブ110[36万3000円/くまモン=37万4000円] 原付二種(51~125cc)クラスの販売台数でPCXとトップ争いを繰り広げるCT12[…]
ホンダV3 どうなる新型モトGPマシン 築き上げた栄光にしがみつくことなく、常に挑戦を続けるホンダ。デビュー初年度に圧倒的な強さで王座に輝いたRC211Vとて例外ではない。すでに次期エンジンを搭載した[…]
- 1
- 2