
’23年4月、神奈川県の大磯ロングビーチにて日本自動車輸入組合(JAIA/ジャイア)による『輸入二輪車試乗会・展示会』が開催され、世界の輸入車が大集結! 各社の注目モデルを一気乗りしてショートインプレッションをお届けする。テスターは体当たり系フリーライターの谷田貝洋暁だ。本記事では、ロイヤルエンフィールドのコンチネンタルGT650を取り上げる。
●文:ヤングマシン編集部(谷田貝洋暁) ●写真:真弓悟史
ロイヤルエンフィールド コンチネンタルGT650 試乗ショートインプレ
現代的な車体構成にレトロなデザインを組み合わせたネオクラシックが流行っているが、正調クラシックとは走りの質が根本的に異なる。このコンチネンタルGT650は、リヤに荷重をかけて曲げていく感覚が非常に強く味わえる。正調クラシックにはクラシックの乗り方があるのだ。
【Royal Enfield Continental GT 650】■全長2119 全幅745 全高1067 軸距NA シート高820(各mm) 車重212kg(装備) ■空冷4スト並列2気筒SOHC4バルブ 648cc 47.5ps/7150rpm 5.3kg-m/5150rpm 変速機6段リターン 燃料タンク容量12.5L ブレーキF=ディスク R=ディスク タイヤサイズF=100/90-18 R=130/70-18 ●色:青×黒 白×黒 赤 メッキ 緑 ●価格:97万200円~102万5200円
バーチカルツインではなく、空冷シリンダーを若干前傾させているところにスポーツを感じる。クランクマスは重めで中低速はもちろん、全域にわたって鼓動感が味わえる。
ハリスフレームにセパレートハンドルをセット。グリップのポジションはしっかり上げられており、ツーリングにも使いやすい程よい前傾姿勢に設定されている。
メッキタンクのMisterCleanは102万5200円。黒塗装との境にあるラインは職人による手書きなど、ロイヤルエンフィールドらしさがこれでもかと味わえる。
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