
イタリアの高性能ヘルメットメーカー・AGVは、人気フルフェイスヘルメットの後継モデル『K1 S』を発売する。現在は受注がはじまっており、納品開始は11月頃が予定されている。
●文:ヤングマシン編集部(山下剛) ●外部リンク:ユーロギア
AGVの入門用フルフェイルヘルメットがモデルチェンジして新登場!
K1Sは、定評のあったスタンダードフルフェイス・K1の後継モデルで、AGVがMotoGPで培ったノウハウを存分にフィードバックした安全性と機能性、快適性を有している。
帽体は高強度加熱性素材を採用し、エアロダイナミズムを追求した形状によって長時間・高速域での快適性に優れている。エアロスポイラーはこのモデルから新設計となり、より快適な装着感を持続させる。また、帽体下部は鎖骨へのダメージを軽減し、安全に守る形状としている点も特徴だ。
キズ防止仕様のパノラマバイザー『ウルトラビジョン』は、縦・横ともに広い視野を確保しており(水平視野最大190度)、周辺環境を完全に識別できる設計だ。
ベンチレーションは前面に5カ所、後面に2カ所設けられており、蒸し暑い日本の真夏でもフレッシュエアがヘルメット内部を貫通する。
ドライコンフォートファブリックを素材とする内装は、アジア人の頭部形状に合わせた『アジアンフィット』を採用。長時間着用でも疲労しにくく、快適な被り心地を実現。もちろん着脱可能で、洗濯することで快適さを持続できる。また、眼鏡併用もしやすく、さまざまなインカムにも対応している。
マイクロオープニングシステムを採用したシールドは動きがスムーズで、なおかつエクストラクイックリリースシステムにより、メンテナンスのための脱着も容易だ。マックスピンロックに対応しているので、シールド内側の曇りも完璧に防げる。
K1Sは、AGV製品群の中では安価な設定となっているが、安全性・快適性・機能性に抜かりはなく、AGVらしいフォルムも健在だ。
AGV K1S
●価格:2万9700円(グラフィックモデルは3万9600円) ●サイズ:S、M、L、XL ●色:黒、白、つや消し黒(グラフィックモデルは全8種) ●規格:JIS、SG ●構造:高強度熱可塑性樹脂 ●発売時期:2023年11月
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(ヘルメット)
【受注期間限定】SHOEI「EX-ZERO」新色モスグリーン 「EX-ZERO」は、クラシカルな帽体デザインにインナーバイザーを装備し利便性に優れる一方で、着脱式内装システムや、万一の際にヘルメットを[…]
SHOEIは、2025年5月9日に東本昌平のイラストをSNSで公開。このとき「WYVERN(ワイバーン)」を被っているライダーが唐突に現れたことから、もしや復活ではとの噂が立ったが、2025年6月2日[…]
ビヨンド・ザ・タイム(時を超えて) 「かわす性能」でライダーの頭を護り続けるアライヘルメットが、オールラウンドフルフェイス「アストロGX」の新グラフィックモデル「アストロGXビヨンド」を発売する。 ア[…]
高品質な『ラメ感』を演出する特殊塗装を用いたデラックス仕様 『CLASSIC AIR』は、フェイスガードを持たないオープンフェイスヘルメットで、帽体部にベンチレーションホールやスポイラーをいっさい装備[…]
イギリスやヨーロッパのレースファンが待望するIOMTT 2025年モデルが登場 アライヘルメットはマン島TT(IOMTT)を40年にわたってスポンサードしており、ライダーの安全を守り続けてきた。そのた[…]
最新の関連記事(バイク用品)
K-2446W 46worksアーカナジャケット:街乗りにも映えるスタイリッシュギア クシタニの「アーカナ」シリーズは、レトロなデザインを現代の感性にアレンジしたオーセンティックライン。「K-2446[…]
従来のグローブとは異なり、ナックルカップのベースを浮かせて縫製 軽くて高防御性を誇るカーボンナックルだが、夏場にはナックルカップに熱が籠りやすく、操作時に甲部分が引っ張られるような感じがする。安全性を[…]
限定! TSR SPORT REPLICA POLO-SHIRT 25 2025 F.C.C TSR Honda France レプリカポロシャツです。 サイズ:M/L/XL/XXL(各製品のサイズの[…]
【受注期間限定】SHOEI「EX-ZERO」新色モスグリーン 「EX-ZERO」は、クラシカルな帽体デザインにインナーバイザーを装備し利便性に優れる一方で、着脱式内装システムや、万一の際にヘルメットを[…]
25SJ-1 レザージャケット:普段使いもスマートに決まる、大人のレザージャケット ふだん使いにも最適な、シンプルでスタイリッシュなレザージャケット。バイクに乗る際はもちろん、街着としてもコーディネー[…]
人気記事ランキング(全体)
3種のグレードそれぞれに専用カラー カワサキモータースジャパンは、前18/後16インチホイールを履くロー&ロングフォルムなミドルクラスクルーザー「エリミネーター」シリーズの2025年モデルを発表した。[…]
【受注期間限定】SHOEI「EX-ZERO」新色モスグリーン 「EX-ZERO」は、クラシカルな帽体デザインにインナーバイザーを装備し利便性に優れる一方で、着脱式内装システムや、万一の際にヘルメットを[…]
6/6発売:スズキ「バーグマンストリート125EX」 低回転トルクを重視したSEP-αエンジンを搭載したスズキの原付二種スクーターだ。アドレス125、アヴェニス125に続くスズキ最新世代の原付二種スク[…]
GSX-8R特別仕様車「Kiiro Limited Edition」を限定発売 スズキは、英国市場向けにスーパースポーツモデル「GSX-8R」の特別仕様車「GSX-8R Kiiro Limited E[…]
マッハIII(500)から750・350・250と2スト3気筒は4クラスへ展開! 1969年にカワサキは世界進出の勝負球として、500ccで2ストローク3気筒のマッハIIIをリリース。 トップスピード[…]
最新の投稿記事(全体)
終始トップ争いを展開し、2位に50秒以上の差をつけてチェッカー! 4番グリッドからスタートしたF.C.C. TSR Honda Franceは、「集中力を保ち、慎重な走行を重ね、難しいコンディション下[…]
この記事はヤングマシン2008年10月号に掲載されたものを再編集して構成しています。 レプリカ全盛期に違う視点を持つ男がいた 1986年4月、それまでイギリスへ赴任していた中島直行氏が、日本国内でのマ[…]
K-2446W 46worksアーカナジャケット:街乗りにも映えるスタイリッシュギア クシタニの「アーカナ」シリーズは、レトロなデザインを現代の感性にアレンジしたオーセンティックライン。「K-2446[…]
2023年モデル概要:シブいイメージが増した新カラー カムシャフトの駆動にベベルギヤを用いた、美しい外観の空冷バーチカルツインエンジンを搭載。360度クランクによる鼓動感や等間隔爆発ならではの整ったエ[…]
「ホンダCB1000Fコンセプト」は新時代のCB像を具現化 2025年3月の大阪モーターサイクルショーで世界初公開されたホンダCB1000Fコンセプトは、往年の名車CB-Fを想起させつつも、新たなスタ[…]
- 1
- 2