
プレミアムヘルメットブランドSHOEIが誇るフラッグシップフルフェイス『X-Fifteen』に、マルク・マルケス選手レプリカ『X-Fifeen MARQUEZ DAZZLE』が登場する。発売時期は2023年8月が予定されている。
●文:ヤングマシン編集部(山下剛) ●外部リンク:SHOEI
マルク選手がウィンターテストで着用したレプリカモデルが登場
『X-Fifeen MARQUEZ DAZZLE』は、マルク・マルケス選手が’23年シーズンのウインターテストで着用したグラフィックだ。ベースカラーは深い青(紫にも見える)で、彼のイメージカラーであるネオンオレンジでモザイク状の細かなグラフィックをあしらっている。そのため一見ではわかりにくいが、頭頂部にはマルク・マルケス選手がモチーフとしている蟻も描かれており、レプリカヘルメットであることを静かに物語る。
X-Fifteenは、今年発売されたSHOEIフラッグシップフルフェイスだ。時速350km/h超の速度域でも安定した空力性能を発揮するエアロフォルムをはじめ、レーシングポジションで最適化されるベンチレーションシステム、レーシングシールドロック、前傾姿勢時の広い視界を確保するアッパーフィールドオブビジョン、走行中の水分補給をサポートするレディフォーハイドレーションシステムなどを導入することで、サーキットでのパフォーマンスを追求している。
安全規格はJISのほか、全日本選手権を統括するMFJ(日本モーターサイクルスポーツ協会)、MotoGPやWSBKなど世界選手権を統括するFIM(国際モーターサイクリズム連盟)が認可しており、国内外のレースで着用できる。マルク・マルケス選手をはじめとして、世界のトップライダーの多くが信頼し、着用しているヘルメットだ。
もちろん一般公道においても最高の安全性と快適性を発揮する。名実ともに最高級のフルフェイスモデルだ。
SHOEI X-Fifeen MARQUEZ DAZZLE
●価格:9万2400円 ●サイズ:XS(53-54cm)、S(55-56cm)、M(57-58cm)、L(59-60cm)、XL(61-62cm)、XXL(63-64cm) ●色:つや消し赤×つや消し青(TC-10) ●規格:JIS、FIM、MFJ ●構造:AIM+(Advanced Integrated Matrix Plus Multi-Fiber) ●付属品:布袋、ブレスガードJ、チンカーテンD、シリコンオイル、防曇シート、ロアエアスポイラー、SHOEIロゴステッカー、シールド用ステッカー(No.11ステッカー) ●発売予定時期:2023年8月
※本記事の文責は当該執筆者(もしくはメディア)に属します。※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(ヘルメット)
F-17初のグラフィックモデルは鮮やかな色彩が魅力の2タイプ 『F-17』は、レースにも対応するMFJ公認モデルで、全日本ロードレース選手権からフィードバックされたノウハウを凝縮したフラッグシップフル[…]
SHOEIは、同社のヘルメットをフルラインナップ展示する公式ショールーム「SHOEI Gallery KYOTO」を京都市中京区にオープンした。これまでにSHOEIギャラリーは東京、大阪、横浜の順にオ[…]
レプリカヘルメットではなくとも、マルク選手モデルなことは一目瞭然 MMコレクションは、マルク・マルケス選手が展開するファッションブランドで、彼自身もこのヘルメットのデザインに携わっている。今年2月には[…]
カラースキームで印象ががらりと変わる凝ったグラフィックデザイン 『HORNET ADV INVIGORATE』は、白または黒の基調カラーに、4~5色の細かなラインやブロックパターンを全面に配したグラフ[…]
日本のヘルメットトップブランドといえば、SHOEIかARAIのいずれかという事に異論があるライダーは少ないと思います。 ARAIはシステムヘルメットを作っていないので、SHOEIのNEOTEC2が最高[…]
最新の関連記事(SHOEI)
SHOEIは、同社のヘルメットをフルラインナップ展示する公式ショールーム「SHOEI Gallery KYOTO」を京都市中京区にオープンした。これまでにSHOEIギャラリーは東京、大阪、横浜の順にオ[…]
レプリカヘルメットではなくとも、マルク選手モデルなことは一目瞭然 MMコレクションは、マルク・マルケス選手が展開するファッションブランドで、彼自身もこのヘルメットのデザインに携わっている。今年2月には[…]
カラースキームで印象ががらりと変わる凝ったグラフィックデザイン 『HORNET ADV INVIGORATE』は、白または黒の基調カラーに、4~5色の細かなラインやブロックパターンを全面に配したグラフ[…]
日本のヘルメットトップブランドといえば、SHOEIかARAIのいずれかという事に異論があるライダーは少ないと思います。 ARAIはシステムヘルメットを作っていないので、SHOEIのNEOTEC2が最高[…]
レーシングスーツの最大勢力はアルパインスターズ 今シーズン、装具での注目はアルパインスターズがついにロードレース用のヘルメットを投入してきたことだろう。世界最高峰のロードレースで開発を続け、市販化を狙[…]
人気記事ランキング(全体)
ホンダは、昨夏の発表でコロナ禍によるロックダウン、世界的な海上輸送・港湾の混雑、半導体供給不足などの複合的な要因から製品・部品入荷や物流の遅延が継続・長期化しており、生産・海外からの入荷見通しが依然と[…]
CBR600RR:20周年で新型登場?! 発表は鈴鹿8耐か 初代CBR600RRの誕生は2003年。それまで600ccクラスのレースにスポーツツアラーのCBR600F4iで参戦していたホンダだが、他社[…]
5年連続ベストセラーに充実のパッケージで挑む〈エリミネーター VS レブル250〉 250クラスのクルーザーでは’17年の登場以来、5年連続でホンダのレブル250がベストセラー街道をバク進している。ま[…]
快適ワーク研究所を設立、シフトールはVRやメタバース領域で活躍 2023年2月、ワークマンは労働寿命の延伸を目指し、企業や大学とのコラボ製品を生み出す「快適ワーク研究所」を設立。5月から1万着がテスト[…]
GB350はマットパールグレアホワイト、GB350Sはプコブルーを追加! 2022年にクラストップの販売台数を記録し、供給が追い付かないことから受注が一時停止されていたホンダ「GB350」「GB350[…]
最新の投稿記事(全体)
F-17初のグラフィックモデルは鮮やかな色彩が魅力の2タイプ 『F-17』は、レースにも対応するMFJ公認モデルで、全日本ロードレース選手権からフィードバックされたノウハウを凝縮したフラッグシップフル[…]
取り回しが楽で扱いやすいZ125プロ、ヘルメットホルダーはDIYしてみました 2回目の近況を報告します! 3月は年度末、4月は年度始めともあり、名所へのツーリングへ行く事は残念ながら出来ませんでしたが[…]
オリジナルのバランスを忠実に再現してみせる ケンツが’80年代2ストレプリカの最高峰RG500Γに当時のXR45外装をまとわせた、HB(ハーベイ)カラーのカスタム車を仕上げたのはヤングマシン本誌の’2[…]
真夏の高速道路は灼熱地獄! ライダーを守るために路肩走行を認めて欲しい! コロナ禍が一段落した今年のゴールデンウイーク(4月29日~5月7日)は、ワイドショーでも連日報道していたように高速道路は昨年比[…]
MotoGPで培われた「ライダーを守る技術」が様々な分野に発展 MotoGPでは2011年から採用されてきたダイネーゼのワイヤレス式エアバッグシステム「D-air」。25年以上の歳月をかけて研究&開発[…]
- 1
- 2