【吉村不二雄(よしむらふじお)】1948年、吉村秀雄の長男として福岡県福岡市に生まれる。'64年ころ(高校時代)から父の手伝いでレースの仕事を始め、'71年にアメリカホンダディーラーに呼ばれ、ポップチューンのマシンのメンテナンスのため渡米。'80年ころからエンジンチューンにPCを用いるなど独自の技術を磨き、'83年秋、日本に帰国。'89年に代表取締役社長に就任。MJNキャブレターやDuplexサイクロンマフラー、トライオーバルサイクロンなどを開発。ヨシムラジャパン発展の大きな原動力となっている。
ライダーが増え、バイクが売れているいま、その背後にある不安や不満を払しょくするために各界のトップはどう考えているのか。EWCに継続参戦するヨシムラの代表である吉村不二雄さんに、今季のレースへの取り組みに加え、来るべきEV時代をエンジンチューニングメーカーとしてどう考えているかをお聞きした。 目次 1 ’23年はEWCの王座奪回が目標、鈴鹿8耐は日本人ライダーを起用したい ’23年はEWCの王座奪回 […]