熊本のモトライドツアーズが、バイクを使って地域を紹介するガイドツアーを開始した。九州は阿蘇、また熊本全体を舞台に、アテンダントの先導で時間をロスすることなくツーリングを楽しめるという。定番の観光名所だけでなく、地域に埋もれた知る人ぞ知るスポットも訪れ、様々なアクティビティが体験できる。
●文:ヤングマシン編集部
熊本の地元企業”モトライドツアーズ”がガイドツアーを開始
企画のモトライドツアーズは、’22年に熊本市で設立した企業。「モーターサイクルの力で地域を元気に!」をミッションとして掲げ、バイクを活用したツアーの企画運営を中心に、バイクの聖地阿蘇を中心に事業を展開する。
今回のガイドツアーのコースとして紹介されたのは、雄大な自然を楽しめる阿蘇、海沿いのツーリングルートを巡る天草ほか、’16年の熊本地震復興シンボルとして県内に設置された人気漫画「ワンピース」キャラクター像を訪ねるルートの3つ。
単なるバイクツーリングではなく、隠れた地域資源を訪ねて体験してもらうことで、地域への理解を深めると同時に地域経済の活性化及び地域振興へとつなげることが狙いだ。
ガイドは日帰りのみ、2名からの受付で、料金は昼食代/施設入場料/税金込みで1万1000円からの案内。集合場所はコースに応じるが、宿泊先のホテルなどに変更することも可能だという。レンタルバイク店とも提携しており、バイクは現地で借りることもできる。
ガイドツアー例:阿蘇/天草/復興シンボル ワンピース像
阿蘇コース:1万1000円
日本を代表する絶景道のひとつである阿蘇エリア。その定番となるスポットをアテンダントがもれなくガイドしてくれるコース。阿蘇の雄大な景色や自然、グルメを十分に堪能できる。
天草コース(イルカウォッチング付):1万3200円
風光明媚な景色/とれたての海鮮グルメ/キリシタン文化と、豊富な見どころを持つ天草エリアを周遊するツアー。天草の海でイルカに逢える確率は99.9%を誇るという。もちろん行き帰りのツーリングルートでは十分に走りを楽しめること請け合いだ。
復興シンボル ワンピース像10体めぐり:1万1000円
熊本地震からの復興のシンボルとして熊本県内に10体設置された「麦わらの一味」像を1日でまわるコース。通常すべてを一日でまわるのは大変ですが、アテンダントの先導とバイクならではの機動力で周遊する。ツアー中には震災遺構にも立ち寄り、熊本地震の凄まじさを感じていただく時間も設けられている。昼食は熊本の新たな名物「あか牛丼」だ。
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(ツーリング)
まるで極楽浄土に迷い込んだような景色 例年は、9月ごろが見頃の埼玉県日高市の巾着田の曼珠沙華。2024年は暑さが長引いたせいか、10月前半が見頃とのことで、さっそく、日高市に向けてツーリングに出かけた[…]
日本で唯一の砂浜公道である、千里浜なぎさドライブウェイ。約8kmにわたる砂浜がまるで天然の道路のように広がり、車やバイクで波打ち際を駆け抜ける、珍しい爽快な体験ができるスポットです。ライダーにとっても[…]
スタイリッシュな250ネイキッドでのキャンプツーリング記 夏の早朝。日が出る前に、ボクはブリクストンがリリースする「クロムウェル250」で走り始めた。スチール製セミダブルクレドールフレームに空冷250[…]
1分でわかる記事ダイジェスト アクセル開けてもエンジンが回らない恐怖体験 ツーリング先で遭遇したら、絶望してしまうトラブル…ガス欠。走っていてパワーがなくなったと思ったら、アクセルを開けても回転数が上[…]
1分でわかる記事ダイジェスト 東京発の2泊3日で佐渡島を巡る、レンタルバイクのモデルコースを紹介。ツーリングのイメージはあまりないかもしれないが、港から徒歩1分以内にレンタルバイク屋があったりと、条件[…]
最新の関連記事(モトツーリング)
まるで極楽浄土に迷い込んだような景色 例年は、9月ごろが見頃の埼玉県日高市の巾着田の曼珠沙華。2024年は暑さが長引いたせいか、10月前半が見頃とのことで、さっそく、日高市に向けてツーリングに出かけた[…]
市内の対象各店舗で割引やプレゼントが 魚沼市と福島県を結ぶ国道252号線・国道352号線は、風景の良さなどでライダーから好評価を集めている、国道だ。ほかにも、魚沼市には自然景観、グルメ、体験、温泉など[…]
2つのワイヤーシステムで足全体をホールド 足との一体感を構成し、足首まで保護してくれるハイカットシューズ。登山靴やレーシングブーツ、バスケットシューズなどに多いのも足首をしっかりホールドすることで靴の[…]
Screenshot バイクだからこそ行きやすい秘密の絶景を紹介! インバウンドが活況の中、日本の著名な絶景地はどこも混雑していて、せっかくリフレッシュしにツーリングに出かけたのに、人が多くて景色も見[…]
携帯充電も可能な小型LEDランタン/ライトに落ち着いた色味の新色が登場! ラギッドパッカウェイランタン(メタリックグリーン) 使用時以外は本体にグローブ部分を収納可能な小型ランタン。包まれるようなやさ[…]
人気記事ランキング(全体)
日本で登場したときの想定価格は60万円台か カワサキはタイに続き北米でも「W230}を発表。空冷233cc単気筒エンジンはKLX230のものをベースとしているが、レトロモデルにふさわしいパワー特性と外[…]
ヤマハの3気筒スーパースポーツがついに登場! ヤマハは欧州でR9、北米でYZF-R9を発表した。車名は仕向け地によって『YZF』を省略しているようだが、基本的には(細かな違いはあるとしても)同じマシン[…]
ライダーを魅了してやまない「ハイパーVTEC」 CB400SF(スーパーフォア)に採用されていることでも有名な、バルブ制御システム「ハイパーVTEC(HYPER VTEC)」。この口コミを検索してみる[…]
燃料タンクも新作! サスペンションカバーやディープフェンダーも特徴 ホンダは、昨年11月に車両の姿を公開し、後日国内で発売予定としていた新型モデル「GB350C」をついに正式発表、2024年10月10[…]
1441cc、自然吸気のモンスターは北米で健在! かつてZZ-R1100とCBR1100XXの対決を軸に発展し、ハヤブサやニンジャZX-12Rの登場からのちにメガスポーツと呼ばれたカテゴリーがある。現[…]
最新の投稿記事(全体)
各国の手本となるマザー工場・磐田ファクトリー 2024年10月現在、ヤマハ発動機は世界各国に2輪の生産拠点を有しており、その多くが需要伸長の著しい東南アジアに集中している。2023年、ヤマハが全世界で[…]
全国から70名を超えるベネリスタがバイカーズパラダイスに集結 1911年に生まれた、イタリア伝統のメーカーであるベネリ。現在はボルボ、ロータスなどを傘下に収めるGEELYの資本参加を受け、「新生ベネリ[…]
唱えてますか?「ネンオシャチエブクトウバシメ」 突然ですが、愛車の点検していますか? 「車検パスしてるから問題なし」「普通にエンジンかかって走っているから大丈夫」・・・と思っている、そんな貴方にこそぜ[…]
元世界チャンピオンが全日本トライアルに参戦、先行して参戦しているヤマハに挑む ホンダが開発中の電動トライアルバイク「RTLエレクトリック」で、藤波貴久さんが全日本トライアル選手権に参戦する。そんなニュ[…]
水冷GVシリーズのGV125S/GV300Sに加え、250モデル×3機種を追加 ヒョースンモータージャパンは、新型水冷250cc・V型2気筒エンジンを搭載したクルーザーモデル「GV250」シリーズ3機[…]
- 1
- 2