ホンダは、CBR1000RR系の並列4気筒エンジンを搭載した「CB1000R」「CB1000Rブラックエディション」のカラーリングを変更し、2023年モデルとして1月19日に発売した。価格は嬉しい据え置きだ。
●文:ヤングマシン編集部(ヨ) ●外部リンク:ホンダ
シートレールやトップ&ボトムブリッジなどをブラック仕上げに
ホンダは、ネオスポーツカフェの長兄である「CB1000R」「CB1000Rブラックエディション」のカラーリングを変更し、2023年モデルとして1月19日に発売する。
従来の「マットバリスティックブラックメタリック」「キャンディークロモスフィアレッド」「マットベータシルバーメタリック」は全て廃止とし、新たに「ボルドーレッドメタリック」を設定し、ヘッドライトリム、トップブリッジ、ボトムブリッジ、ハンドルホルダー、シートレールのカラーをブラックに変更して車体各部をより引き締めた印象とした。
また、“ブラックエディション”は従来のグラファイトブラックをベースに燃料タンク上部に車名ロゴを配したグラフィックを新たに採用した。
2023年モデルは上記の2色設定となる。価格はCB1000Rが167万900円、CB1000Rブラックエディションが171万6000円と従来から据え置きに。
CB1000Rシリーズは、アシスト&スリッパークラッチを備えたスーパースポーツ由来の並列4気筒エンジンに、スロットルバイワイヤや4つのライディングモード(プリセット3+任意設定1)、シフトアップ/ダウン両対応のクイックシフターを装備。車体にはSHOWA製SFF-BP倒立フロントフォーク&分離加圧式リヤサスペンション、フロントにはラジアルマウントキャリパーを採用する、ネオクラシックの要素を盛り込んだ“ネオスポーツカフェ”コンセプトのデザインが与えられたスポーツネイキッドだ。
ブラックエディションは、専用装備としてスポークに切削加工を施したブラック塗装ホイール、チタンコートを施したフロントフォークインナーチューブ、シングルシートカウル(同梱)を採用するほか、ヘッドライトリム、トップ&ボトムブリッジ、シートレール、スイングアーム、エキゾーストパイプ、マフラーほかをブラック塗装。さらにハンドルホルダー、ブレーキ&クラッチレバー、ラジエターシュラウド、ステップホルダーほかにブラックアルマイト加飾した特別仕様。価格はSTD+4万5100円だ。
HONDA CB1000R / Black Edition[2023 model]
車名 | CB1000R |
型式 | ホンダ・8BL-SC80 |
全長×全幅×全高 | 2120×790×1090mm |
軸距 | 1455mm |
最低地上高 | 135mm |
シート高 | 830mm |
キャスター/トレール | 25°00′/100mm |
装備重量 | 213kg[ブラックエディション=214kg] |
エンジン型式 | 水冷4ストローク並列4気筒DOHC4バルブ |
総排気量 | 998cc |
内径×行程 | 75.0×56.5mm |
圧縮比 | 11.6:1 |
最高出力 | 145ps/10500rpm |
最大トルク | 10.6kg-m/8250rpm |
変速機 | 常時噛合式6段リターン |
燃料タンク容量 | 16L |
WMTCモード燃費 | 17.2km/L(クラス3-2、1名乗車時) |
タイヤサイズ前 | 120/70ZR17 |
タイヤサイズ後 | 190/55ZR17 |
ブレーキ前 | 油圧式ダブルディスク+4ポットキャリパー |
ブレーキ後 | 油圧式ディスク+2ポットキャリパー |
乗車定員 | 2名 |
価格 | 167万900円[ブラックエディション=171万6000円] |
発売日 | 2023年1月19日 |
※以下の写真は欧州仕様
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