色名は踏襲しつつ各部の配色を変更

ホンダ「CB650R」がニュールックに! 2023年モデルはマイナーチェンジで新排出ガス規制対応も

タイトル写真のみ輸出仕様

ホンダは、ネオスポーツカフェ4気筒「CB650R」のエンジンを令和2年排出ガス規制に適合させるとともに、カラーリングは車体一部の配色を変更し、2023年モデルとして2月16日に発売する。


●文:ヤングマシン編集部(ヨ) ●外部リンク:ホンダ

新排出ガス規制に適合しつつ、価格上昇は最小限!

ホンダのネオスポーツカフェ「CB650R」が、令和2年排出ガス規制に適合した2023年モデルにアップデートされた。カラーリングは従来から「マットジーンズブルーメタリック」および「マットバリスティックブラックメタリック」を継続採用(キャンディークロモスフィアレッドは廃止)するが、各色とも配色パターンを変更して引き締まった印象に生まれ変わっている。

エンジンスペックについては、最高出力に変更はなく、最大トルクは6.5kg-m/8500rpmから6.4kg-m/9500rpmに。また、補機類の追加などの影響で車重は201kg→203kgとなった。

車体色の「マットジーンズブルーメタリック」については、フロントフェンダー、リヤフェンダーステーをブラック基調にするとともに、シュラウドをシルバーからダークグレーに。リヤサスペンションスプリングはイエローからレッドに変更された。

同じく「マットバリスティックブラックメタリック」は、ブロンズ系カラーだったシリンダーヘッドカバー、クランクケースカバー、前後ホイール、フロントフォークアウターチューブをブラックアウト。ハンドルバーもブラックとなり、“ブラックエディション”と呼んで差し支えないほど全身を黒で統一された仕様になっている。

CB650Rは、ストリートファイター然としたCB650Fからモデルチェンジする形で2019年に登場したネオスポーツカフェ。流麗なエキゾーストパイプデザインや丸眼のヘッドライトがが特徴で、2021年にはフロントにSHOWA製φ41mmSFF-BP(Separate Function Big Piston)倒立フォークを採用して足まわりを強化。ハンドルバーの位置を前寄りに変更、LCDメーターのアップデート、シート下のUSBタイプCソケット採用などで快適性と実用性を向上した。サイドパネルやリヤマッドガードも形状変更を受けている。

HONDA CB650R[2023 model]

HONDA CB650R[2023 model]マットバリスティックブラックメタリック

HONDA CB650R[2023 model]マットバリスティックブラックメタリック

HONDA CB650R[2023 model]マットジーンズブルーメタリック

車名CB650R
型式ホンダ・8BL-RH03
全長×全幅×全高2120×780×1075mm
軸距1450mm
最低地上高150mm
シート高810mm
キャスター/トレール25°30′/101mm
装備重量203kg
エンジン型式水冷4ストローク並列4気筒DOHC4バルブ
総排気量648cc
内径×行程67.0×46.0mm
圧縮比11.6:1
最高出力95ps/12000rpm
最大トルク6.4kg-m/9500rpm
変速機常時噛合式6段リターン
燃料タンク容量15L
WMTCモード燃費21.5km/L(クラス3-2、1名乗車時)
タイヤサイズ前120/70ZR17
タイヤサイズ後180/55ZR17
ブレーキ前油圧式ダブルディスク
ブレーキ後油圧式ディスク
乗車定員2名
価格青=100万1000円/黒=102万3000円
発売日2023年2月16日

CB650Rのディテール

※ディテール写真は欧州仕様

反転表示のLCDメーターを採用。速度計や回転計、燃料残量計、水温計、各種インジケーターが並ぶ。

左右ハンドルのスイッチはシンプルに整理されている。ウインカースイッチが一番下にあるのはホンダのこだわり。

ホイールデザインも凝ったものだ。フロントフォークはSHOWA製SFF-BPとNISSIN製ラジアルマウントキャリパーを組み合わせる。フロントまわりの写真はオプションの赤いリムテープが装着されている。


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