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デイトナから、Qi(チー)規格のワイヤレス充電に対応したスマートフォンホルダーが発売された。スマホをセットすればすぐに充電がスタートするので、ナビアプリなどを使う際には非常に便利なアイテムだ。
●文:ヤングマシン編集部(大屋雄一) ●写真:柴田直行 ●外部リンク:デイトナ
デイトナ スマートフォンホルダー+e:アルミ部品を使うなど固定力が高くて安心だ
スマホをホルダーに固定し、USBケーブルをつなぐ。パーキングに着いたら、今度はケーブルを抜いてスマホを外す。ツーリング中に何度となく繰り返すこの作業を、シンプルにしてくれるアイテムがデイトナから発売されたので試してみた。
スマートフォンホルダーにワイヤレス充電システムを組み合わせたもので、Qi規格に対応したスマホであれば使用可能。充電時の最大出力は15Wだ。ホルダーは調整範囲が広く、昨今の大画面スマホにも対応する。一部にアルミパーツを使用しているので固定力が高く、サイドウイングが不意に開かないように保持するロック機構や、落下防止のシリコンバンドまで備えており安心だ。
【デイトナ スマートフォンホルダー+e】●取付けサイズ:φ22.2 φ25.4 φ28.6 φ31.8 ●価格:8250円
実際に電源ハーネスをつないでテストしてみたところ、電源をオンにしてスマホを置いただけで確かに充電中を示すアイコンが現れた。これなら乗降車のたびにケーブルを抜き差しする手間が減らせるのでありがたい。裏を返すと、たったこれだけのことではあるのだが、オフィスや4輪などでワイヤレス充電に慣れてしまっている人にとっては、バイクでも同じことができるようになるので、さらに便利に感じるだろう。
【大画面のスマホをガッチリ固定!】同社のスマートフォンホルダー3のフォルムを継承しており、ホルダーの調整幅は上下方向131~180mm/左右方向64~90mm/厚み6~18mmとなっている。積載荷重は250g以下だ。
【LEDで動作状況を確認可】電源スイッチの横にはLEDインジケーターが設けられている。スマホをホールドして充電がスタートすると点滅し、充電が完了すると点灯に変わる。また、異物を感知すると速く点滅し、過温度保護モードになると遅く点滅するなど、動作が確認できるのは安心だ。
付属のハンドルクランプスペーサーを付け替えることで4種類のハンドル径(φ22.2/25.4/28.6/31.8mm)に対応。電源はブレーキスイッチから取り出す設計で、そのための電源ハーネスや結線コネクターに加え、六角レンチも同梱する。
[△] インジケーターが見える位置にほしい
強いて挙げるなら、スマホをマウントすると乗車位置からインジケーターが見えないので、充電されているかが分かりづらいのが難点か。
[こんな人におすすめ] Qi規格対応のスマホ所有者は使う価値大だ
私のスマホはワイヤレス充電非対応なので、カメラマンさん所有のiPhoneでテスト。特に急いでいるときなど、ケーブルの抜き差しにわずらわしさを感じることが多かったので、これを使いたいがためにスマホの買い換えを検討中だ。
【バイブレーションコントロールデバイス|VCDとの組み合わせも可】スマホの振動対策デバイスとして’22年1月にリリースされたVCD。同社のスマートフォンホルダー3および同ワイド用の2種類がラインナップされているが、新製品の「+e」に組み込めるのはワイド用とのこと。故障が心配な方はぜひ。 ●価格:3520円
※本記事は“ヤングマシン”が提供したものであり、文責は提供元に属します。※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
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