ホンダは欧州で、単気筒スポーツ「CB125R」にニューカラーを設定し、2023年モデルとして発表した。
●文:ヤングマシン編集部(ヨ)
ブラックエディション的な黒が登場、ほか3色もシュラウドをブラックに統一
ホンダは欧州でCB125Rの2023年モデルを発表した。CB125Rは2017年に初登場し、2021年ではユーロ5適合のDOHC4バルブエンジンやSHOWA製SFF-BP倒立フロントフォークなどを採用して走りアップグレード。CB-R兄弟の中でもクラスを超えた装備が自慢だ。
2023年モデルは、全4色とも従来を踏襲しながらクランクケースカバーとラジエターシュラウドをブラックアウトしたほか、マットガンパウダーブラックメタリックは倒立フロントフォークのアウターチューブも黒に統一された。
前述のSFF-BPや4バルブエンジンのほか、フロントブレーキにはφ296mmウェーブディスク+ラジアルマウント4ポットキャリパーを奢り、ABSに軽量+ショートホイールベースゆえの前転を防止するためIMUも組み合わされる。
灯火類はフルLEDで、厚さ23.5mmのLCDメーターを装備。10.1Lの燃料タンク容量×WMTCモード燃費45.5km/Lで航続距離は455kmを誇る。
日本仕様でも同様のニューカラーが導入される可能性は高そうだが、2021年モデルではマットジーンズブルーメタリックを省略した全3色だったことから、2023年も全4色が導入されるかは不透明。このあたりは情報が入り次第お伝えしていきたい。
HONDA CB125R[2023 EU model]
主要諸元■全長2015 全幅820 全高1155 軸距1345 最低地上高140 シート高816(各mm) 車重130kg(装備)■水冷4ストローク単気筒DOHC4バルブ 14.96ps/10000rpm 1.18kg-m/8000rpm 変速機6段 燃料タンク容量10.1L■タイヤサイズF=110/70R17 R=150/60R17 ※諸元は欧州仕様
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