
9月11日、クラシックカー&バイクのイベント「20世紀ミーティング(主催:KYOWAクラシックカー&ライフステーション)」が新潟県三条市のミズベリング三条と、サブ会場である複合図書館まちやまの2箇所で開催された。過去3回は2000年頃までに発売された4輪に限られていたが、今回はオートモーティブの普及と発展、4輪との文化融合を目指して2輪も参加OKとなり、4輪54台、2輪29台の参加を得た。
●文と写真:KYOWAクラシックカー&ライフステーション
ネオクラシックからビンテージまで、数多くの名車が参加
4輪では、国産勢では日産フェアレディZ(1990年式)やホンダ インテグラ タイプR(1998年式)などのネオクラシックカーから、ダットサンブルーバード(1963年式)やスカイラインGC10(1971年式)などの正統派ヒストリックカー、さらにアルファロメオ155ツインスパーク(1998年式)やMGAフィクスドヘッドクーペ(1958年式)といった海外勢まで、新旧バラエティ豊かな車両が参加。
そして今回から参加OKとなった2輪は、ホンダ スーパーカブC105(1964年式)、ヤマハチャッピー(1976年式)、ドゥカティ450マーク3デスモ(1969年式)、ホンダCB500フォア(1972年式)、カワサキ750RS(1973年式)など、大小様々なバイクが集まった。エンジン音を披露する「私の愛車紹介コーナー」では、キック始動のドゥカティ450マーク3がなかなか掛からなかったものの、最後のひと踏みで見事に始動。小気味いいエンジン音に来場者の歓声が上がった。
なお今回、主催者が所有する「スズキGT380(1972年式)レストア復活祭」というイベントも開催されたが、試乗体験会では始動しなかったため、やむなくホンダCBX400F(1981年式)の試乗会に変更されるといったハプニングも。とはいえ参加者はCBXの軽快な走りに酔いしれていた。
本イベントではキッチンカーやフリーマーケットの出店、シャボン玉パフォーマンスや極真カラテの演武会なども行われ、快晴の中、家族連れなどを含めた1万人の来場者がクルマとバイクの競演を楽しんだ。次回は2023年4月初旬の開催を目標としている。
人気記事ランキング(全体)
半クラッチは熱膨張で繋がる位置が変わる! ほんとんどのバイクは、エンジンのシリンダーよりちょっと後ろに丸い膨らみがある。これがクラッチ。 丸い膨らみの中には、エンジンのパワーを発生するクランクシャフト[…]
通勤からツーリングまでマルチに使えるのが軽二輪、だからこそ低価格にもこだわりたい! 日本の道に最適なサイズで、通勤/通学だけでなくツーリングにも使えるのが軽二輪(126~250cc)のいいところ。AT[…]
日本映画史の記憶に残り続ける『トラック野郎』シリーズ第1作 『トラック野郎 御意見無用』は、1975年に公開された鈴木則文監督による日本映画。東映製作/配給の『トラック野郎』シリーズの記念すべき第1作[…]
直4&丸目。王道のジャパニーズネイキッドスタイル 直列4気筒エンジンの存在感を際立たせつつ、丸1眼ヘッドライトとオーソドックスな外装。CB1000Fコンセプトのスタイルは、往年のエフらしさを漂わせつつ[…]
そもそも「過給機」とは 世界最大規模の2輪車ショーといわれるEICMA(ミラノショー)。2024年11月に開催された同ショーにおいて最大級の注目を集めたのは、ホンダが初公開した電動過給機付きV型3気筒[…]
最新の記事
- 1
- 2