
ホンダはインドネシアで、赤い車体のスクーターを映し出したティーザーを開始した。24秒の映像からはヘッドライトの表情のほか、段付きシートやスクリーンの形状などが判別できる。正式発表は2022年6月24日と見てよさそうだ。
YOUTUBE、Instagramなどで次々と
PCX160系の4バルブエンジンを搭載した、ホンダの新型スクーターが登場する! インドネシアでホンダが展開をはじめたティーザー映像では、現行ADV150に似たヘッドライトの表情をたたえた車体と、4バルブ160のロゴマークが確認できる。最新ラインナップで4バルブエンジンを採用するスクーターはPCX160と、2月に発表されたヴァリオ160(インドネシアで)のみ。これに追加される新バリエーションとなれば、やはりADV160が既定路線だろう。
現行ADV150と新型ADV160(と思われるスクーター)のシルエットを比較してみると、ホイール径やシート高でおおよその位置を合わせた場合、ヘッドライトの位置や表情は酷似。スクリーンは起きて高くなっているが、元々ADV150は調整式なので、もしかすると似たような位置に収まっている可能性もある。
前後ホイールは現行に似た形だが、フレームはおそらくPCX160と共通の新型だろう。サスペンションまわりもそれに合わせた形としつつ、ホイールトラベルが延長されているに違いない。いずれにせよ外装類はほとんど新作だろう。
現行モデルのADV150は2020年2月14日、コロナ禍が始まったばかりの頃に発売され、期間限定カラーが一度追加されたのみで他には変更なく現在に至っている。そのままイッキに新型へと生まれ変わることになるのか……!
ティーザーがはじまったのは2022年6月21日で、そのメッセージ内には「6月24日に向けて準備せよ!」とか、インドネシア初の高度な技術(?)等の文言がある。ティーザー開始時間から見て、日本時間の6月24日20時あたりに何かがあるはずだ。刮目して待ちたい!
左が公開されたもので、右は明るく加工してみたものだ。ヘッドライトの形状は現行にかなり近いように見えるほか、全体のシルエットは海外で発表されているADV350にも共通するシュッとした感じがあるようにも思える。 [写真タップで拡大]
【動画】ホンダがインドネシアで公開したティーザー映像
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