
最初にお伝えしておきたいのだが、僕はハーレーダビッドソンに猛烈に疎い。これまでクルーザーの世界は縁遠かったが、先日発売されたパンアメリカ1250(パンアメリカの記事はこちら「【ハーレーダビッドソン パンアメリカ1250スペシャル インプレ】アドベンチャーカテゴリーのフロントローに並ぶ完成度」)で新しいハーレーダビッドソンに衝撃を受けた1人。パンアメリカはいい意味で伝統を払拭し、新しい世界を構築していた。だから、ハーレーダビッドソンのファン以外にもその魅力を伝えたいと思った。それは一緒に試乗した宮城 光さんも同じ意見。新しいスポーツスターも同様だ。スポーツスター史上最大の進化は、何を感じさせてくれるのだろうか?
●文: ライドハイ編集部(小川勤) ●写真: 折原弘之
スポーツスターの歴史上、最大の進化。ついにエンジンが水冷化&ショートストローク化
60年以上の歴史を持つスポーツスターのエンジンがついに水冷化された。これはスポーツスターの歴史上、もっともインパクトのある変化である。しかも新しいエンジンはショートストロークのDOHCで猛烈に速いのだ。
伝統である、空冷OHV 45度Vツインが生み出すハーレーダビッドソンらしさは皆無で、これまでの883と1200シリーズに乗ってきたターゲットとは明らかに異なる層に向けてつくられている。当然、クラシカルさ、空冷の味わいや優しさ、いかにもハーレーダビッドソンという鉄の馬感もない。強いて既存のスポーツスターとの共通点をあげれば、ハーレーダビッドソンの中では軽快なモデルというところと、エンジンがツインというところくらいだろう。
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