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「Z900RSがこれだけ売れているのだから、その弟分があってもおかしくない!」と、以前からヤングマシンが予想してきたミドルクラスのネオレトロモデルが現実になりそうだ。先日カワサキから新型モデル発表に関するアナウンスが流れたところだが、その正体、我々は「Z650RS」と予想。答えは9月27日に明らかになる!!
●文:ヤングマシン編集部 ●CG:SRD
いきなりの電撃発表は9/27。100万円切りに期待だ!
カワサキは8月24日に「RETROVOLUTION」と題して、新型ネオレトロと思われるマシンのティーザー動画を発表。さらに9月8日に公開されたティーザー第2弾には、初代ザッパーことZ650(B1)の姿がハッキリと映し出されていたのだ! しかも「COMING ON SEPTEMBER 27th」という具体的な発表日まで。
【予告動画#1:クラシック&ミドル感を演出】ティーザー第1弾ではハンドルから上だけをチラ見せ。それでもRS系の丸ミラーであること、現行Z650と同じとおぼしきタンク一体のマスターシリンダーであること、女性ライダーを起用し、エントリー層も意識していることなど見て取れる。隣に並ぶのは兄貴分か!?
【予告動画#2:なんと往年のZ650が登場!】第2弾では、ザッパーこと初代Z650の姿がハッキリと映し出された。これでもうニューモデルはネオレトロで、排気量は650cc近辺であることは公然の事実に。後はスタイルを旧ザッパーに寄せるか、Z900RS系に寄せるかが注目ポイントだが、おそらくはZ900RSの人気ぶりにあやかると我々は見る。
発表日の9/27まであとわずかではあるが、このニューモデルについて改めて内容を予想する。まず車名の「Z650RS」だが、これはまだ我々の予想。だが、ティーザーに旧Z650が登場したことや、Z1とZ900RSの関係性を考えれば、コレはほぼ間違いないだろう。
ベースとなるのはストリートファイター系デザインの現行Z650だろう。並列2気筒エンジンは旧ザッパーの4気筒とは異なるし、排気量的にはZX6Rの636ccユニットという可能性もあるが、ティーザー動画から推するに、Z650RSはビギナーにも乗りやすく、かつリーズナブルという路線のハズ。近年はトライアンフのトライデント660やヤマハの新YZFR7など”100万円近辺のミドル”がトレンドとなりつつあるが、この価格帯に流行のネオレトロスタイルで殴り込むマシンだと捉えれば、現行Z650は絶好の素材なのだ。
YM未来予想:カワサキZ650RS
【’22 KAWASAKI Z650RS|予想モデル】イメージCGはZ650の車体にZ900RSの外装を融合。兄貴分には上級版のSEが登場したばかり。ならば…という妄想を形にしてみた。気が早すぎるって?? ●予想価格帯:100万円前後 ●予想発売時期:’22年春
【BASE MODEL:’21 KAWASAKI Z650】ベース大本命のZ650は、並列2気筒の快速ミドル。鋼管フレームに正立フォーク&リヤモノサスを組み合わせる。カラーメーターにスマホ接続機能も標準搭載して、お値段は84万7000円とリーズナブル。RSで100万円を目指すにはベスト素材だ。■水冷4スト並列2気筒DOHC4バルブ 649cc 68ps/8000rpm 6.4kg-m/6700rp m■189kg シート高790mm 15L ■タイヤF=120/70ZR17 R=160/60ZR17 ●価格:84万7000円 ※写真は欧州仕様
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Z650RS 概要 '18年の登場以来、大ヒットを続けているZ900RSの弟分。兄貴分は並列4気筒だが、こちらは並列2気筒エンジンを積むストリートファイター・Z650がベースで、鋼管トレリスフレームの[…]
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