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【5/5】山田宏の[タイヤで語るバイクとレース]Vol.48「今度はダニ・ペドロサがBSを望んできた!」

2008年、ブリヂストンにスイッチしてから初レースとなる第14戦インディアナポリスGPは予選8位/決勝8位。予選はドライだったが、決勝はハリケーンの影響でウエットスタート、レース途中で再び降り始めた雨と強風のため20周を終えて赤旗中断、そのままレース成立という厳しい状況だった。ペドロサ選手は当時、「厳しいレースだった。スタートは慎重だったが、徐々にペースを上げることができた。しかし、中盤にペースを落とし、タイムをロスしてしまった。終盤に向けて再びリズムを取り戻したが、赤旗で中断となった。風が強く、いろんなものがコース上に飛んできた。そんな状態で4、5周することになった。8位というのは決していい結果ではないが、今日のコンディションではこれ以上は無理だった」と語っている。