●文:ライドハイ編集部(正田啓人) ●写真:長谷川徹
1959年からのボンネビルの血統を受け継ぐモダンクラシック
初代ボンネビルが登場したのは1959年のこと。ブリティッシュツインの代名詞ともいえるボンネビルシリーズの歴史はここから始まった。
ボンネビルという名前の由来は、アメリカ・ユタ州にあるボンネビル・ソルトフラッツという塩湖が干上がった平原の名前から来ている。ここでは毎年8月にボンネビル・スピードウエイというイベントが開催され、地上最速を競うスピードウィークが行われている。
トライアンフは、1955年にこのイベントで、チューンされた650ccサンダーバードエンジンを搭載したストリームライナーで約310km/hの記録を樹立している。
そんなボンネビルシリーズのストリートツインは、900ccエンジンを搭載し最高出力60ps/7500rpm、最大トルク80Nm/3800rpmというスペックで、日常で使われる回転域を意識してビギナーでも乗りやすい大型バイクに仕上げられている。
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