●文/写真:モトメカニック編集部(栗田晃) ●取材協力:デイトナモーターサイクルガレージ
愛車に長く乗り続けるため、できることは自分でやりたいし、安心できる環境で保管したい。ライダーなら誰もがそう思うはず。本記事では、家族サービスや子育てとの両立を考えて自宅敷地内へのガレージ設置を決断した、ゼファー750オーナーのH氏に話を聞いた。
高い防犯性で盗難などの心配を払拭! さまざまなサイズバリエーションから選べるガレージ
免許取り立ての頃はとにかく走るのが楽しいばかりだが、さまざまな経験を積むことでバイクに対する愛着/愛情が深まるのがライダーというもの。スズキ インパルスでバイク生活が始まり、ゼファー→ゼファー750と乗り継いできたH氏もその一人。アパートの駐輪場でいくつもの南京錠をかけて車体カバーを被せても心配なため、ゼファー750購入を機に月極めコンテナを借りて保管するようになった。
そんな生活が3年ほど続き、その間に長男が誕生。次のライフステージを考えた時、新居の購入と合わせてガレージ入手となるのはバイク乗りとして自然な流れだ。これが夫/父の独りよがりというのでは問題だが、幸いに家族の理解もあってガレージ計画が前進した。
「わずかな時間でも愛車に乗ったり触れられるのが休日の楽しみになりました」というH氏と、パパのバイクに跨がってご機嫌な長男くん。これからもご安全に!
「外部から見られたくない、いたずらされたくない」と安全性の高さを重視したガレージ探しで目に留まったのがイナバ物置で、さらにそこからデイトナの「ベーシックシリーズ」を知ったH氏。バイク部品/用品においてデイトナというメーカーは当然知っていたが、ガレージまで取り扱っていることは検索するまで知らなかったそうだ。
そこで実物が展示されているライコランドに出かけ、トリプルロックによる高い安全性や自分好みにカスタムできる豊富なオプションに納得して購入を決断。デイトナガレージにはいくつものサイズバリエーションがあるが、自分が想像するこれからのバイクライフにぴったり合うDBG-1730Hをチョイスした。
待望のガレージとして、H氏はデイトナのDBG‐1730Hをチョイス。
安全に関わる部分は信頼できるバイクショップにお願いするが、日常のメンテやドレスアップについては自分の手で行いたいというH氏。新居での生活と同時にスタートしたガレージ生活について「満足しかありませんね。安心して保管できる場所を得たので、これからもずっとバイクを楽しみたいです」と語った。
ガレージのシャッターを敷地の内側に向けたのは防犯のため。撮影のため自家用車との距離を空けているが、普段はシャッター前に置くことで安全性は格段に向上するし、シャッターを開閉する際に内部を覗かれる心配もない。洗車やメンテナンスで外に出す際も、自宅敷地内で作業できるメリットがある。
シャッター前面の2個に加えて、下部にもシャッターガードが付くトリプルロックがお気に入り。
幅の広いアルミラダーをはじめ、バイクユースを考慮したオプションが多いのもデイトナ製ならでは。
デイトナから直送されたガレージは、熟練した職人さんの手で基礎から含めて6時間程度で完成した。
以前は実家の物置小屋で作業していたので、自宅に隣接したガレージで電源を引けるメリットを実感しているそうだ。オプションの防雨電源ボックスを活用している。
標準付属品はブラックのゴムマットだが、縞鋼板風のマットに敷き替えて前後スタンドで保管する。「床が水平なガレージだと垂直に置けるのがいいですね」
デイトナガレージには用品や部品の保管に便利な収納棚が標準装備。工具類を壁掛け収納にしたり、内装を自分好みのスタイルにモディファイするのが今後の目標。
ガレージユーザーにとってエアーコンプレッサーは必需品。空気圧調整や洗車後のエアーブローができるだけで、メンテナンスの作業効率は圧倒的に向上する。
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