●文/写真:ウィズハーレー編集部 ●取材協力:レッドバロン
抜群の暖かさとフィット感で冬季のロングツーリングも快適に!
首都圏と北陸を2日間で一気に往復し、走行距離は1000kmをゆうに超えたSSTR列島縦断ツーリング。防寒対策が欠かせない中、ハンドルを握る手元を暖めてくれたのが、レッドバロンのプライベートブランド・ROMよりリリースされた電熱グローブ「ゼロスグラブヒート」だ。
(注:2021年3月現在、製品はほぼ完売。2021年末に再度販売予定)
【ゼロスグラブ ヒート】●サイズ:S M L LL ●価格:2万1780円
3段階の温度調整ができ、ハイパワーで約2時間、ノーマルで約3時間、セーブで約4時間使用可能。ハイパワーでは早朝や夜間の走行でも、じわりと汗をかくほど暖かく、昼間なら電源オフでも冷たさを感じないほど。電熱を稼働させなくとも、ウインターグローブとしての防寒性がとても高いからだ。
中綿素材は、走行風を絶えず受ける甲側に、防風・防水性に優れるデュポン社のコンフォマックスを、掌側には3M社のシンサレートを採用し、装着した途端にもう温々と快適。裏地は繊維表面が滑らかで、摩擦が生じにくく肌に優しい素材。湿気をコントロールし、蒸れや乾燥も防いでくれる。
甲側と掌側にCE規格適合のプロテクターを採用しつつ、独自の生地カッティングパターンを採用し、フィット感と軽やかな操作性も実現。電源を入れれば、高速巡航時や気温低下時も快適そのもの。ゴワゴワしない抜群の装着感で、冬季のロングライドもヘッチャラであった。
親指から人差し指にかけてのカッティングの工夫や各素材の適正配置で、ハンドルグリップを握った時の疲労感を低減。長旅もヘッチャラだった。
手首をしっかりと覆ってくれ、さらにドローコードでしっかりフィットさせることが可能。袖口から冷たい走行風が入ってしまうなんてことにならない。
手の腹部分から小指の側面部分にかけて長めのプロテクションを配置。万一の転倒時のダメージを最小限に抑えてくれる。ステッチはボディと同色のブラック。
グローブ側のケーブルと充電式バッテリーを接続すれば準備OK。バッテリーを挿入する隠しポケットが手首の内側にあるが、まったく気にならない。
ボタンを3秒間長押しで、ON/OFFを切り替え。誤動作を防止してくれるのがありがたい。3目盛りでハイパワー(約2時間)だが、これを使うのは極寒時のみ。
親指と人差し指で、スマートフォンのタッチ画面操作ができるのもありがたい。使い勝手がよく、オールインワンで税抜き2万円を切るのも非常に魅力的だ。
充電器は家庭用100Vコンセントで、バッテリー2個を同時にチャージできる。すべて本体に同梱され、別途何かを揃える必要はない。簡単かつリーズナブルだ。
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