●文:ライドハイ編集部(正田啓人) ●写真:柴田直行
メンテナンススタンドでできること
メンテナンススタンドがあればホイールの着脱やフロントフォークの取り外し、チェーン交換などができる−−。が、そんな重整備をする人はごくわずか。自分にメンテナンススタンドは必要ない……と思うかもしれないが、ちょっとお待ちいただきたい。
自分で大掛かりな整備をしなくても、車両保管時にメンテナンススタンドで車両を置いておくだけで、特別感や所有感が増す。普段は、左側に傾いて停車している愛車がピシッと背筋を伸ばしたように佇む姿は、より愛着を沸かせてくれるはずだ。
洗車時にタイヤを手で回しながらホイールを磨いたり、オイル量をチェックしたり、エア圧をチェックしたり、チェーン清掃をしたりと愛車に触れ合う機会も増える。これが愛車との絆を深めてくれるのだ。
冬季などの長期保管時にスタンドを用いて保管しておくことでタイヤの劣化を最小限にとどめることもできる。
メンテナンススタンドを躊躇するいちばんの理由は「1人で上げ下げできるか心配……」というところかもしれない。ただ、J・TRIP製のスタンドにそんな不安はない。映像でスタンドの上げ方、下ろし方を解説しよう。
※本内容は記事公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
あなたにおすすめの関連記事
人気の理由が分かるプレセット型トルクレンチ 製造現場や修理現場を問わず、規定トルクでネジを締めるのは正確性を担保する第一歩だ。だが、その結果をどう扱うかは仕事の内容によって異なる。KTCが推進する「ト[…]
エンジン始動後に十分な暖機運転を行ってから、古いエンジンオイルを抜取った今回。どうやらこのバイクのメンテナンス履歴は、素晴らしく良いようだ。抜取ったエンジンオイルに淀みはなく、最後までクリアな状態で排[…]
チェーンメンテナンスの手間を大幅に軽減 プラスチック製ハンドルにナイロン製ブラシがセットされており、超軽量。ハンドル部分はエルゴノミックデザインで持ちやすく、剛性感もあるので、ブラシ部分をチェーンにし[…]
終わることのないR&Dによって開発された“予測するエアバッグ” 車用のエアバッグは1950年代にはアメリカで特許が登録され、1973年には市販車で実用化された。 それから20年後の1994年、[…]