●情報:ピアッジオグループジャパン
ピアッジオグループジャパンは、アプリリア「トゥオーノ660(TUONO 660)」を全国ディーラーにて発売すると発表した。最高にちょうどいいスーパースポーツとして期待されるRS660のアップハンドル版で、こちらも同じくクラス最高レベルの電子制御システムを搭載する。
RS660の139万7000円に対し、トゥオーノ660は130万9000円!
ピアッジオグループジャパンは、新開発のユーロ5適合、270度クランク並列2気筒エンジンを搭載するライトウェイトスポーツ「トゥオーノ660」を日本国内で発売する。
トゥオーノ660はトゥオーノV4 1100のミドル版とされ、RSV4 1100の並列2気筒ミドル版であるRS660とベースを共有。小型化されたカウルとバーハンドルを装備することで快適性を向上し、これにDRL付きトリプルLEDヘッドライトユニットなどでアグレッシブなデザインを与えている。
RS660は日本での発売がすでにアナウンスされており、価格は139万7000円であるのに対し、アップハンドル版のトゥオーノ660は130万9000円となっている。
270度クランクの並列2気筒エンジンは100psのRS660に対し95psとされ、そのぶん低中速トルクを増強。電子制御はRS660同様にクラストップレベルの装備で、ライドバイワイヤを基軸とした調整可能なトラクションコントロールシステム、アンチウイリーコントロール、クルーズコントロール、パワーモードなどを備える。5つのライディングモードは3つが公道用、2つがサーキット用だ。車重は183kg(乾燥重量は169kg)。
ひとまず発表されている車体カラーは、RS660でも新鮮なインパクトを与えてくれた黄色系のアシッドゴールド、そしてコンセプトブラック、イリジウムグレーの3色。
予約キャンペーンでは、成約時に“素敵な特典”があるといい、2021年3月9日に受付を開始している。出荷時期は2021年6月頃(アシッドゴールドは9月頃)だ。
APRILIA TUONO 660[2021 model]
【APRILIA TUONO 660[2021 model]】主要諸元■全長1995 全幅745 全高未発表 軸距1370 シート高820(各mm) 車重183kg(装備)■水冷4ストローク並列2気筒DOHC4バルブ 659cc 95ps/10500rpm 6.83kg-m/8500rpm 変速機6段 燃料タンク容量15L■ブレーキF=φ320mmダブルディスク+4ポットキャリパー R=φ220mmディスク+2ポットキャリパー タイヤサイズF=120/70ZR17 R=180/55ZR17 ●価格:130万9000円 ●色:金、灰、黒 ●発売時期:2021年6月頃(アシッドゴールドは9月頃)
APRILIA TUONO 660[2021 model]ディテール
※本記事の内容はオリジナルサイト公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。 ※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
関連する記事
ピアッジオグループジャパンは、100psを発生する新型の270度クランク並列2気筒エンジンを搭載するライトウェイトスポーツ「RS 660」を日本国内で発売する。価格は139万7000円で、本日2020[…]
トライアンフは、660ccの並列3気筒エンジンを搭載したミドルネイキッド「トライデント660(TRIDENT 660)」を正式発表した。同社の同じクラスであるストリートトリプルSとはエンジンから別モノ[…]
アプリリアは、本国「APRILIA.COM」ウェブサイト上で新型「RSV4 1100 ファクトリー」と「トゥオーノV4ファクトリー」の画像を公開。ともにスタイリングを一新するとともにウイングレットを内[…]
バイクは車重に対するエンジン出力やエンジン重量の占める割合が高い。さらに操縦するライダーと動力源の距離が極めて近いことから、エンジンの出力特性やバイブレーションによってバイクの印象は大きく変わる。そん[…]
環境規制の端境期にあり、世代交代の節目を迎えているバイク。ラインナップに大変動が起きるのは必定だ。そこでヤングマシン創刊48年の知恵とカンをベースに、願望&妄想も織り交ぜながら、バイク未来予想を導き出[…]
最新の記事
- 最新版『世界の新車大図鑑』その数593車!! ワークマン最新グッズもあるヨ【ヤングマシン2022年7月号は5/24発売】
- セローでツーリングの名所を巡る『終末ツーリング』第3巻発売……世界に誰もいないけど、サーキットは誰かと走りたい。
- 30万円クラスの軽二輪! カワサキ「W175 SE/W175カフェ/W175TR SE」の2023年モデルが登場【海外】
- 〈カワサキ400cc4気筒〉スポーツツアラー案も検討中か?【CB400の地位を引き継ぐ?|YM未来予想】
- ’22春夏最新ライディングウェアカタログ〈イクソン〉アドベンチャーを快適に走る
- 1
- 2