文/写真:ウィズハーレー編集部 ●取材協力:パインバレー
バイク女子インスタグラマーとして人気のルリコ(ruriko_675)が、横浜のハーレー専門店・パインバレーの人気アイテムやサービスメニューを突撃取材。メカニック担当の矢野氏とともに案内する。
ロードスターとフォーティーエイト、キャラの異なるスポーツスターを検証! 本国のラインナップが激減していることから、近い将来に生産終了かと噂されているスポーツスター。2021年モデルで一気にすべて姿を消[…]
高性能&低価格。ハーレーに特化した専用オイルがなぜ良いのか教えます
矢野: さっそくですが、今ハーレーに入れているエンジンオイルは何ですか? なぜそのオイルを選んだのですか?
ルリコ:え〜とっ……。
矢野: そう、即座に答えることができる人は少数で、店員さんの言われるがままにオイルを選ぶ人が大多数だと思います。クルマ業界でもそうですが、販売店が売りたいオイルを入れる場合も多いんです。それは決してベストな選択ではありません。パインバレーではハーレー専用に化学合成100%のオイルを開発しました。その特長を説明しましょう。
ルリコ:はいっ!
矢野: まず高性能でも安価なのは、無駄なコストを最小限にしているから。パインバレーがオイル製造業者に直接依頼しているので、余計な中間マージンや物流コストがかかりません。そして容器にもコストをかけない。高級感や高性能な感じを一切演出していないのです。
【パインバレーオリジナル ハーレー専用100%化学合成プラチナエンジンオイル】パインバレーのプラチナオイルはMade In Japan。パインバレーがオイル製造業者に直接依頼をしているので、余計な中間マージンや物流コストがかからない。だから安価で提供できる。●価格:3000円
ルリコ:なぜ、ハーレー専用?
矢野:国産車などはエンジンとクラッチ、ミッションが一体型で、低フリクション(低摩擦)にするとクラッチが滑ってしまいます。ハーレーはエンジンとプライマリー(クラッチ)が別体なので、高濃度にFM剤(摩擦低減剤)を添加配合し、低フリクション化を実現できるんです。追加の添加剤は不要ですよ。
ルリコ: 性能差は乗って体感できる?
矢野:できないと思います。だからこそ、性能が良いオイルを入れましょう。
ルリコ:プラチナオイルの交換時期は?
矢野: 粘度低下や性能の落ちが少ないので、純正オイルの交換時期と同じくらいでも大丈夫ですが、3〜4000kmで早めの交換がオススメです。
【粘度低下の少なさ】青いグラフが新油粘度、赤いグラフが使用後の粘度。グラフの高さはもちろん、新油時と使用後の差が少ない方が高性能と言える。ベースオイルの良さと高性能な添加剤(粘度指数向上剤)がこの結果に出ている。
【粘度指数】オイルは温度で粘度が変わる。冷感時は固く、高温時にはサラサラな状態に。低温〜高温でオイル粘度の変化が少ない方がいいオイルと言える。青がプラチナオイル。粘度指数が高い方が高性能と言える。
【HTHS粘度】150℃でせん断力がかかっている時の粘度。エンジンが高温になっても粘度を保てるかを表している。この粘度が高いほど、保護性能が高い高性能なオイルと言える。
【Zn濃度】エンジンに高負荷がかかった時、金属間の接触が摩耗の原因となる。オイルの濃度で金属の接触を防ぐが、最後に接触を防ぐのがZnやモリブデンなどの添加剤(FM剤)の効果。濃度が高い方が保護性能に優れている。
【泡立ち性能】エンジンオイルの泡立ちが多くなると、酸化促進や摩耗や油圧低下の原因になってしまう。油温ごとに3種類のテストを行ったグラフだが、数値が低いほど良いオイルと言える。
ガラスコーティングで新車以上の輝きをキープ
高純度ガラスで保護膜を生成し、ピカピカに磨いたボディをしっかりと保護。ガラス被膜は表面が硬く傷つきにくく、輝きを長期間持続する。また、メンテナンスも簡単で汚れたら水拭きする程度でOKだ。
輝きを取り戻すのはもちろん、新車時から施工するも良し。従来は数日間かかっていたガラスコーティングを、パインバレーでは1日(要予約)で仕上げることを実現。これは見逃せない!!
クルマでは一般的となったガラスコーティング。その効果はもう広く知られている。バイクでの施行は手間と時間がかかっていたが、パインバレーでは即日施工を実現している。もちろん作業は丁寧、かつ仕上げも抜群だ。
1個2役ヘルメット:即座にフルフェイスからオープンフェイスへ
ベル(BELL)のモジュラー式ヘルメット「Broozer」は、軽量のポリカーボネート/ABSシェルがクラッシュ時のエネルギーを分散。ドロップダウンシールドは目を覆うようにシームレスに上下可動式で、走行中のゴミや太陽光から目を保護する。こめかみに沿った特別なスペースで、眼鏡や通常のサングラスが快適に着用できるのも嬉しい!
BELL BROOZER ARC MATTE BLACK-GRAY
BELL BROOZER CRANIUM MATTE BLACK-WHITE
BELL BROOZER FREE RIDE MATTE GRAY-BLACK
冬のマストアイテム・電熱ウェアがオシャレになって登場
上半身を効果的に暖めるヒートインナージャケットの機能をそのままに、2Wayのストレッチファブリックを採用し、ライディング時の動きやすさをより高めたスポーツスタイルモデルが新登場。
インナーながらアウターを脱いでもサマになるスタイリッシュさを併せ持っているから、ルリコちゃんも感激! すでに電熱ウェアを所有している人でも欲しくなってしまうクオリティだ。
【HEAT MASTER 12V HEAT INNER JACKET SPORTS TYPE】●価格:7AMP3万5200円 3.5AMP3万3000円
バイクの車載バッテリーから電力を供給。街乗りからロングツーリングまで様々なシーンに対応する。グローブやパンツとの接続も簡単。電源スイッチを押すごとにレッド(強)/オレンジ(中)/グリーン(弱)とカラーが変わり温度調整ができる。ジャケットはワイヤレスリモコンでも操作可だ。
リモコン付き充電式電熱インソールで冬も寒さ知らず!!
電熱線内蔵で、軽くてあったかいインソールが登場した。マイクロカーボンファイバーで驚異の熱伝導。電源ONから約10秒で暖まってくれる。
リモコンの遠隔操作で温度調整や電源OFFが可能。スイッチひとつで電源ON/OFFができ、3段階温度調節。LEDランプの色でバッテリー残量も3段階でわかる。
【コスティック 電熱ウェア 暖】●サイズ:M(約23.5~26.5cm) L(約26.5~29.5cm) ●価格:1万3500円 ※カットでサイズ調整可能
大容量バッテリーを内蔵しながら薄型タイプ。煩わしいコードや外付けバッテリーの必要はない。最長8時間連続使用可能で、気になる薄さも普通のインソールと変わらない。しかも消臭/防水機能付きだ。
無事カエル&ウイルス対策アシストフックは、可愛くていつも持っていたい
新型コロナおよびインフルエンザ対策に、パインバレーがバイカー用アシストフックをリリース。ルリコちゃん、すぐさま「カエルちゃんのデザインでカワイイ」と大喜び。「無事カエルです」と教えると、再び感激。指が2本入る安定設計で、エレベーターなどのボタンが押しやすいよう突起も設けられている。
【パインバレーオリジナル フロッグ アシストフック】●サイズ:3×53×110mm ●製造国:日本 ●価格:2890円
※本内容は記事公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
ハーレーダビッドソン専門誌『ウィズハーレー』のお買い求めはこちら↓
あなたにおすすめの関連記事
羨ましすぎる、ステキな親子関係 「子供の頃、白バイに憧れたのがバイクに乗り始めたきっかけです。高校生でCBXを手に入れ、以来、70〜80年代の国産空冷直4バイクを乗り継いできました。古いアメ車も好きで[…]
マフラー交換するならFIチューニングはマスト! ルリコ: インジェクションチューニングの必要性が、いろいろなところで言われているけど、いまいちわからない……。 矢野:えっ、本気で言ってる!? ならチュ[…]
見た目では判別不可能。乗り比べることでようやく異常がわかる '15年式FXDBBストリートボブリミテッドと'10年式XL883Lスーパーローを、那須モータースポーツランドでとことん走り込んでみた。両モ[…]
記録的に長引いた'20年の梅雨。予定を3度変更した週末日帰りツーリング 山梨の旧車ショップ「マイパフォーマンス」は、真冬以外の毎月1回はショップ主催のツーリングを行っている。普段から多くのハーレーユー[…]
女性ライダーが乗りやすさを追求したカタチ 基本的なシルエットは、クラシカルテイストでシンプルなもの。乗りやすさを追求するために、遠藤自動車得意のグースネックフレームは採用せず、できるだけホイールベース[…]
最新の記事
- 「カワサキ初のレーサーレプリカ」ライムグリーンカラーを導入した初の大排気量車:カワサキZ1000R【あの素晴らしい名車をもう一度】
- 変化を一気見! カワサキ「Z900RS」歴代カラー大図鑑【2018~2025年モデル】
- 2025MotoGPヘルメット勢力図は5社がトップを分け合う戦国時代へ突入! 日本の3メーカーに躍進の予感!?
- 【SCOOP!】スズキ「GSX-8」系にネオクラが存在か!? 丸目のGS&クーリーレプリカ復活希望!!
- 「初の100ps超え!! 」全面改革で進化した第二世代のZ:カワサキZ1000J【あの素晴らしい名車をもう一度】
- 1
- 2