●文/写真:モトメカニック編集部 ●取材協力:ダートフリーク
- 1 美しいバイクは”ホイール仕上げ”から始まる!!
- 2 ポータブルタイヤチェンジャー:腰を痛めないスタンディング仕様
- 3 ビードブレイクキーパー:上下から挟んでビードブレイク
- 4 ビードブレーカー:安定のスタンダード
- 5 ベアリングリムーバー:再利用ナシなら叩き抜こう
- 6 ブレーキパッドスプレッダー:閉じたパッドをグイッと開く
- 7 ビードホルダー:スポーク車のタイヤ交換で威力発揮
- 8 フォークシールドライバー:新登場! 旧車インナーチューブ対応
- 9 フロントフォークオイルレベルゲージ:ワンタッチで正しく測定
- 10 フォークシールドライバー:大型車の倒立フォークならコレ!
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美しいバイクは”ホイール仕上げ”から始まる!!
オフロードの世界では、スタンディングポジションでタイヤ交換が可能なマニュアル交換式タイヤチェンジャーが普及している。これを使って、20年以上放置されてきたチューブ入りキャストホイールからタイヤを取り外してみた。
事前にビードブレーカーでカチカチのビードを落とし、ビードキーパーを使ってタイヤを押込み、リムプロテクターを使いながらタイヤの取り外しにチャレンジ。安定した作業ができるのか? 正直心配だった。
しかし、そんな心配をよそに、思いのほかタイヤの取り外しは楽だった。現代のラジアルタイヤならビードはさらに柔らかいので、タイヤの脱着は容易に行うことができそうだ。
こんな使いやすさを知ってしまうと、オンロードバイクに対応した、楽にビード落としもできる剛性の高いビードブレーカー付きタイヤチェンジャーを望む声も多くなりそうだ。
ポータブルタイヤチェンジャー:腰を痛めないスタンディング仕様
ダートフリークのUNITブランドでは、この商品以外にも数種類、手組み対応のタイヤチェンジャーをラインナップ。一度でも利用すれば、その使いやすさに感激するはずだ。
[オプション] ビードブレーカー:OPリングとの併用も可能。さらなる楽々作業を実現
ポータブルタイヤチェンジャー本体に差し込んでアクスル棒を固定することで、14~21インチサイズのチューブ入りのオフ車用タイヤのビード落としが可能になる。太いオンロード車には使えない。
[オプション] リング&シャフト:小型モトクロッサーに最適。リングがホイールを安定化
ミニモトクラスの14インチサイズのモトクロッサーを想定し開発されたリングと12mmアクスルシャフト対応のオプションパーツ。ミニバイクなら圧倒的に使いやすい。
ビードブレイクキーパー:上下から挟んでビードブレイク
2分割ツールのヒンジを組み合わせてビードブレイク。そのままのブレイク状態をキープできるのが大きな特徴だ。片側が落ちないときにはリムプロテクターを介すると良いようだ。
ビードブレーカー:安定のスタンダード
ビードブレーカー本体を床上に置き、ホイールを横置きにして片面ずつビードを落とすビードブレーカーの王道。太めのロードタイヤでも作業できる。押し込み形状も秀逸だ。
ベアリングリムーバー:再利用ナシなら叩き抜こう
ホイールハブ内にはベアリングの内輪を位置決めするディスタンスカラーが組み込まれている。そのカラーを横へずらしながらベアリング内輪を叩いて抜き出す便利工具。
ブレーキパッドスプレッダー:閉じたパッドをグイッと開く
ブレーキキャリパーを取り外してメンテナンス中、誰かにブレーキレバーを握られ”イラッ”としたことはないだろうか? そんなときでもこのスプレッダーがあれば大丈夫!!
ビードホルダー:スポーク車のタイヤ交換で威力発揮
キャストホイールモデルでは使えないが、チューブ入りスポークホイールのタイヤ取り外し時に威力を発揮するのがビードホルダー。スポークに引っ掛けて保持する。
フォークシールドライバー:新登場! 旧車インナーチューブ対応
DRC製定評のフォークシールドライバーに”旧車対応”の商品がラインナップされた。ドライバー本体内に組み合わされる樹脂カラーの向きでインナーチューブの太さに対応。
フロントフォークオイルレベルゲージ:ワンタッチで正しく測定
ある程度の高さまではコンベックスで確認し、微調整で油面調整する際には抜群に使いやすいフロントフォークオイルレベルゲージ。調整パイプのストッパーはワンタッチで動く。
フォークシールドライバー:大型車の倒立フォークならコレ!
極太インナーチューブの正立フォークからモトクロッサーの倒立フォークまで、インナーチューブの外径に合わせた使いやすさが評判のDRC製フォークシールドライバー。
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