●文:ヤングマシン編集部(沼尾宏明)
新しくてレトロ! ツブラな瞳の原付二種
顔のようなパッチリした2眼と、とことん円と丸みを追求したフォルム――台湾ヤマハが発表した新型スクーターのビノーラは、カワイさ満点だ。
【TAIWAN YAMAHA VINOORA/M】■全長1710 全幅665 全高1090 軸距1205 シート高745[755](各mm) 車重94kg(装備) ■空冷4スト単気筒SOHC2バルブ 125cc 最高出力/最大トルク未発表 Vベルト無段変速 燃料タンク容量4L ■タイヤサイズF=90/90-10 R=90/90-10 ※[ ]内はM ●国内導入未発表
コンセプトは、”New”と”Retro”の要素を統合した”Newtro”。往年のベスパなどイタリアンスクーターを彷彿とさせながら、前後LEDライトが今っぽさを演出する。ちなみに顔まわりのデザインは、’91東京モーターショーでヤマハが出展した電動モデルのコンセプト車「Frog」とソックリ。Frogはもっと目が離れていたが……。
エンジンはアクシスZと同系のブルーコア空冷単気筒124ccを搭載。伸びのある加速を見せる上に、アイドリングストップ付きで燃費も優秀だ。ブレーキは前ディスク、後ドラムとなる。国内販売は未発表だが、残念ながら台湾製125スクーターは国内仕様が設定されない場合が多い。欲しい人は多いハズですよ、ヤマハさん!
ヘッドライトとテールランプはLEDで、ともに真円。ウインカーは電球式。顔は本当にナニかのキャラクターのようだ!? フロントポケットやコンビニフックのほか、メインスイッチ横にUSB電源まで備え、実用性も十分。
モディファイ仕様のMは装備が豪華。フロントにレトロなグリルを採用するほか、ヘッドライトガード、10mm肉厚のシートなどを装着する。
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