●試乗レポート:モーサイ・鈴木大五郎 ●写真:山内潤也 ●編集:中牟田歩実
MotoGPの最高峰クラスにおいて初優勝を含む、2020シーズン2勝を挙げるなどオンロード界においてもその名を轟かせるKTMだが、メーカーの生い立ちを見るとオフロードバイクが太く存在している。そんなKTMのアドベンチャーシリーズ最新「390アドベンチャー」の魅力を検証する。
KTM 390アドベンチャーってどんなバイク?
KTM 390アドベンチャーは、ビック&ミドルアドベンチャーの開発で培ったノウハウを注ぎ込んで開発された普通二輪免許で乗れるアドベンチャーバイクで、2020年モデルとして発売されたばかりの新作モデルだ。
ネイキッドモデルの390デュークをベースとしつつ、前170mm/後177mmと長めのサスペンションストロークが与えられ、林道ツーリングも楽しめる万能性を持つ。KTMのアドベンチャーシリーズでは最小排気量モデルながら、同シリーズが一貫して持つ世界観の再現に妥協はない。
エンジンは373ccのDOHC4バルブ単気筒で、最高出力は44馬力となっている。
KTMではもともと、スポーツネイキッドとなるデューク、そして同じパッケージングを用いつつフェアリングを装備したRCを390ccクラスモデルとしてラインアップしている。
本記事で紹介する390アドベンチャーは、それらの派生モデルとしてお手軽に加えたのかと勝手に想像したのであるが、しっかりと個性を主張しているだけでなく、これが出色の出来となっている。
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