冬ツーリングの必需品・グリップヒーターで快適ライド〈EFFEX|スイッチ一体型/別体型〉


●文:ヤングマシン編集部 ●写真:若林浩志 ●取材協力:プロト

冬場のツーリングや標高の高いポイントでは、なんといっても寒さ対策が大事。そこで活躍する防寒アイテムの中でも、絶大な支持を得ているのがグリップヒーターだ。各社さまざまなアイテムがラインナップされる中、特に高い完成度と汎用性を持つ「EFFEXグリップヒーター」を詳しく解説しよう。

対応力の高さと汎用性でストレスフリーな装着を

冬場のライディングで最大の敵といえば、もちろん寒さ。特に指先の冷え込みは、つらいだけでなく操作に支障が出る可能性もあり危険だ。そこで活躍するのがグリップヒーターだが、車種ごとに違うグリップ長にストレスを感じる人もいるはず。

プロトが取り扱う「EFFEXグリップヒーター」では、グリップエンドにエクステンドスリーブを装着することで115mm/120mm/130mmと、3種のグリップ長に対応。付属するキャップパーツをバーエンド部に装着することで、貫通式にも非貫通式にも対応する。つまり深く考えずに購入してあとは現車合わせ、なんてこともできるのだ。

ラインナップはスイッチ一体型とスイッチ別体型の2モデル。いずれも機能自体に変わりはなく、スタイルと価格のバランスで選択可能だ。もちろん基本機能も充実している。全周に熱線が配され、さらに温度も5段階で調節可能。さらに電圧が11.5V以下になると自動で加熱を中止する電圧抑制機能により、低電圧時も安心。電圧が回復すればまた自動で加熱が再開されるなど、高い完成度を誇る。

迷ったときはこれを選べば間違いない、グリップヒーターの決定版と言えるだろう。

【EFFEX グリップヒーター スイッチ一体型モデル】●価格:1万6500円 ※カワサキZ900RS装着イメージ

【EFFEX グリップヒーター スイッチ別体型モデル】●価格:8800円 ※ヤマハ セロー250装着イメージ

一体型(左)と別体型(右)のパーツ構成。装着に必要となるであろう基本的なものはひと通り同梱されており、ユーザーの負担は最小限。グリップ装着用のボンドや、微調整のためのシムまで含まれていて、まさに至れり尽くせりだ。

一体型と別体型でインジケーターの位置や表示方法は異なるものの、温度設定/メモリー機能などの基本機能は変わらない。グリップエンドにキャップパーツを装着することで、非貫通式にも対応する。エクステンドスリーブは接続部に溝が掘られており、接続もわかりやすい。

【補修部品もラインナップされ、安心して使い続けられる】グリップヒーター本体の消耗を避けるための熱収縮チューブやエクステンドスリーブは、万が一の紛失や破損に備えて単品購入も可能。長く使うアイテムだけに、こうしたサポートは非常にありがたい。


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