あの頃、輝いていた鮮烈な”色”
懐かしの青春スポンサーカラーアルバム〈食品ブランド編|カップヌードル/ミスドetc.〉
- 2020/11/29
●文/まとめ:ヤングマシン編集部(沼尾宏明) ●写真:YMアーカイブス
空前のバイクブームに湧いた’80〜’90年代の日本。レース人気も隆盛し、多彩な企業がスポンサードしたマシンがサーキットに溢れた。思わず目を惹く印象的な色は、あの頃に青春を過ごした者達の胸に深く刻まれている。当時の彩り豊かなマシン群を本誌秘蔵フィルムから蔵出ししてお届けする。●食品ブランド編:カップヌードル/ミスド/伊藤ハム/クノール/グリコ(リー/キスミント/セブンティーンアイス)/チキータ
カップヌードル
’89年、日清カップヌードルホンダが編成。青木兄弟をサポートし、全日本250を皮切りに、4耐、8耐の名物チームになっていく。
’91からは青木兄弟が8耐に参戦。毎年のようにグラフィックが変わり、’95までサポートを行った。
ミスタードーナツ
現役を引退したF.スペンサーが復帰し、’92年の8耐に参戦。’80年以来、2回目の8耐エントリーをサポートしたのが、ご存じミスタードーナツだ。1年落ちのRVFながら決勝4位に入った。
伊藤ハム
ライムグリーンで8耐に参戦してきたカワサキワークスだが、TT-F1レギュレーション最後の’93年は「伊藤ハム」が支援。同社ロゴをイメージしたマシンで初優勝を飾った。同カラーのZXR400も限定販売された。
[’93] 伊藤ハム:カワサキ初優勝の記念すべきカラー。
クノール
ドイツ発祥のクノールは、日本では味の素が販売。前回の記事で紹介したテラと同様、8耐やWGPのマシンを彩った。車体、ツナギとも左右非対称カラーの凝ったデザインだ。
グリコ
食品メーカーのグリコは、’92年の8耐で3チームに協賛。レトルトカレーの「リー」はカワサキ、ガムの「キスミント」はモリワキに採用された。残る1チームもカワサキで、「セブンティーンアイス」のロゴをあしらった。ゼッケンも17だ。当時のイメージキャラクターは、あの牧瀬里穂!
チキータ
キャメルカラーと似ているが、コッチはバナナのチキータカラー。’88年のみチームシンスケのメインスポンサーとなった。
※本記事の内容はオリジナルサイト公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。 ※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
関連する記事
最新の記事
- 新型ヤマハMT-09は排気量アップ×軽量化×最新電脳【モノアイルックでフルチェン決行】
- SHOEI新作ヘルメット「グラムスター」試用インプレ【レトロさと快適性を見事に昇華】
- ダイナローライダーは狙い目絶版ビッグツイン【アスファルトカウガール中嶋真緒ちゃん所有】
- タイヤの「I」と「Y」、メーカーによって表記が2つあるワケは?
- スズキの名作Vツインスポーツ「SV650、SV650X」にブラック×ゴールドほか新色登場!