●文/まとめ:ヤングマシン編集部(沼尾宏明) ●写真:YMアーカイブス
空前のバイクブームに湧いた’80〜’90年代の日本。レース人気も隆盛し、多彩な企業がスポンサードしたマシンがサーキットに溢れた。思わず目を惹く印象的な色は、あの頃に青春を過ごした者達の胸に深く刻まれている。当時の彩り豊かなマシン群を本誌秘蔵フィルムから蔵出ししてお届けする。●食品ブランド編:カップヌードル/ミスド/伊藤ハム/クノール/グリコ(リー/キスミント/セブンティーンアイス)/チキータ
カップヌードル
’89年、日清カップヌードルホンダが編成。青木兄弟をサポートし、全日本250を皮切りに、4耐、8耐の名物チームになっていく。
’91からは青木兄弟が8耐に参戦。毎年のようにグラフィックが変わり、’95までサポートを行った。
ミスタードーナツ
現役を引退したF.スペンサーが復帰し、’92年の8耐に参戦。’80年以来、2回目の8耐エントリーをサポートしたのが、ご存じミスタードーナツだ。1年落ちのRVFながら決勝4位に入った。
伊藤ハム
ライムグリーンで8耐に参戦してきたカワサキワークスだが、TT-F1レギュレーション最後の’93年は「伊藤ハム」が支援。同社ロゴをイメージしたマシンで初優勝を飾った。同カラーのZXR400も限定販売された。
クノール
ドイツ発祥のクノールは、日本では味の素が販売。前回の記事で紹介したテラと同様、8耐やWGPのマシンを彩った。車体、ツナギとも左右非対称カラーの凝ったデザインだ。
グリコ
食品メーカーのグリコは、’92年の8耐で3チームに協賛。レトルトカレーの「リー」はカワサキ、ガムの「キスミント」はモリワキに採用された。残る1チームもカワサキで、「セブンティーンアイス」のロゴをあしらった。ゼッケンも17だ。当時のイメージキャラクターは、あの牧瀬里穂!
チキータ
キャメルカラーと似ているが、コッチはバナナのチキータカラー。’88年のみチームシンスケのメインスポンサーとなった。
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