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ミシュラン アナキーアドベンチャー【見た目はオフテイスト、走りはロード寄りの軽快タイヤ】

●取材協力:日本ミシュランタイヤ (お客様相談室TEL:0276-25-4411)

アドベンチャーバイクにふさわしい”ブロックタイヤ感”が人気のミシュラン「アナキーアドベンチャー」は、オンロードの走りが光るというギャップが魅力。サイズラインナップも拡大の一途だ。〈BRANDED POST〉

軽快なコーナリングを実現する確かな剛性感

ミシュランの「アナキーアドベンチャー」は、多くのツーリングライダーに支持されたアナキー3の後継モデル。オンロードモデルのロード5がトレール向けサイズを揃え、オフに強いアナキーワイルドを加えたシリーズ3機種ですべてのライダーをカバーする。

【MICHELIN ANAKEE ADVENTURE】面取りしたブロック同士をブリッジで結ぶなど、細部にわたる工夫でオンロードタイヤ並みのグリップを確保。トレッド形状も尖り気味で、オンロードでも軽快かつ剛性感に富む。●オープン価格

ミシュランのビッグオフ向けタイヤの中央に位置するのがアナキーアドベンチャーだ。従来のアナキー3の後継モデルとなり、特に低μ路でのグリップを向上。ややオフロード寄りの性格づけとなっている。

アナキーアドベンチャーの魅力は、なんといってもオフロードテイストあふれるパターンデザインでありながら、オンロードでのレスポンスがよく、腰砕け感がまったくないこと。アドベンチャーバイクのオーナーの大多数がオンロード中心で、そうした用途ではツーリング先での低μ路やウエット路面での十分なグリップや接地感が重要だ。

アナキーアドベンチャーは、そうした性能に加えて大型バイクのパワーに負けない剛性感があり、浅いバンク角からレスポンスよく進路変更が可能。接地感も軽快で、よくたわみ豊富な接地感とゆったりした反応のアナキー3とは対象的といえる。

こうした特性が生きるのは高速道路でのレーンチェンジや、そこそこのペースで走るワインディングロードだろう。アナキーアドベンチャーは狙った走行ラインを保つのが楽で、様々な状況下で確実な走りを約束してくれる。

ちなみにヤングマシンでは’19年に1万kmを走破するというハードなテストも実施したが、注意深く観察しないと変化がわからないほどにグリップや乗り心地性能の劣化は緩やか。ミゾの残量も7〜8分山といったところで、乗り方にもよるだろうが1万kmは単なる通過点という印象だった。

さて、すでに人気の高いこのタイヤ、ドゥカティスクランブラーが履けるフロント18インチのサイズも新たに発売されることが決まった。ますますファンが拡大しそうである。

ショルダーのブロック同士を結合するブリッジを採用し、センターはフルグルーブに。溝の幅を広げて高い排水性も確保。

アナキー3に対し、トレッド面における溝の割合は、バンク角が増えると溝も増える設定。それでもブロックはヨレない工夫がなされている。

ウエット路面のテストでも不安を感じる挙動はまったくない。緊急制動でABSを作動させても、伸びる制動距離は最小限だった。

ドゥカティスクランブラーが採用するフロント110/80R18サイズを新たにラインナップ。タイヤ選びの幅が広がった。


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