’21年1月より欧州ユーロ5全面導入

迫りくる排ガス規制で’20-’21新車バイクの行く未来は?【規制クリアか絶版か】

  • 2020/11/13
迫りくる排ガス規制で'20-'21新車バイクの行く未来は?【規制クリアか絶版か】

’21年以降、バイク新車ラインナップに大変動が起きる。欧州で’21年1月から次期排ガス規制のユーロ5が全面導入され、規制をクリアしていない車両は”絶版”を余儀なくされてしまうのだ。新型の噂を含め、どんなマシンが生き残るのか、はたまた去りゆくのか緊急予想を敢行。まずは規制の概要を改めて紹介するとともに、絶滅もしくは絶滅が危惧されるモデルを集めてみた。

迫りくる次期排ガス規制

欧州と日本で導入される次期排ガス規制は、現在のユーロ4(H28年規制)より一段と厳しい。これを乗り越えられないモデルは、適用時期以降、生産NGとなってしまう。特に欧州は、現行車も「’21年1月まで」とリミットが近い。 

規制は日欧とも同内容で、排出ガスに含まれる有害物質に一層の削減が要求され、耐久検査は2万→3.5万kmに強化。より高度な車載式故障診断装置も必要だ。ただし国内では’22年11月まで猶予があるため、欧州では終売でも日本で存続する例もあるだろう。

なお同じマシンであっても、欧州仕様は「ユーロ5」、国内仕様は「H28年規制適合」(ユーロ4相当)と表記が異なるケースも。これは日本の規制開始が遅く、認証試験を受けていないことが理由で、実質は同じと考えられる(本特集においては、この場合はユーロ5準拠として表記する)。

欧州の現行車は’20年末がリミット!

迫りくる排ガス規制で'20-'21新車バイクの行く未来は?

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欧州の次期規制「ユーロ5」は’21年1月から全車に適用。ただし適用日以前に認証を受けた車両は、在庫車として規制以降も一定数の販売は可能だ。なお規制内容が発表されたのは’13年。以降は規制を視野に入れたモデルが多い。

国内では’22年11月まで存続OK

迫りくる排ガス規制で'20-'21新車バイクの行く未来は?

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国内では「令和2年(平成32年)排出ガス規制」として実施。欧州より適用時期が遅く、12月1日以降の新型車から義務付けに。50㏄は対応困難なため、時期が延期された。

生産終了決定or絶滅が危惧されるモデル

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次期排ガス規制をクリアして生き延びるモデルは?あるいは対応できず絶版となってしまうモデルは? 次ページ以降、新型情報も交えてさらに予想を進めたい。

●まとめ:沼尾宏明 ヤングマシン編集部
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