話題沸騰のZX-25Rだけに、パーツメーカー各社が次々と名乗りを挙げて、魅力的なカスタムパーツを開発中。早くも商品化に成功したものもあり、なかにはカワサキと共同開発されたスペシャル商品も! ここではカワサキ正規取扱店でのみ入手できるパーツから、一般流通ルートでも買えるパーツまで、注目商品の最新情報をお届けしよう。
カワサキ×アクラポヴィッチ:SBKコンビのコラボ
カワサキがスーパーバイク選手権ワークスチームも使用するアクラポヴィッチとコラボしたフルエキゾーストマフラー。サイレンサーに車名ロゴが入った”コラボレーションエディション”だ。公道走行可能な政府認証版とサーキット専用版の2つがあり、政府認証版は初期ロット100本の予定。これは早い者勝ちだ。カワサキ正規取扱店でのみ購入可能。

【アクラポヴィッチが実測データも公開】キャタライザー仕様(=コラボエディションの政府認証版)の実測データ。最高出力の違いは0.7psだが、ノーマルが落ち込む1万rpm時には1.36psの差を付ける。●アクラポヴィッチ:42.7ps/15450rpm ●ノーマル:42ps/15350rpm [写真タップで拡大]
プロト×アクラポビッチ:通常版アクラは一般流通する!
性能的にはカワサキコラボモデルと同内容だが、サイレンサーのロゴが異なる。こちらは一般店舗やパーツ量販店などでも入手可能だ。まずはサーキット専用版のみとなるが、公道走行可能なJMCA版も追って発売予定。
オーリンズ:レース対応の最上級ショック
写真はTTXタイプだが、カワサキが専用チューンを施したS36/S46タイプのリヤショックも正規取扱店専売のコラボエディションとして準備中。オーリンズではフロントのインナーカートリッジやステアリングダンパーもコラボエディションを開発中だ。
ビート:8耐優勝マシンと同形状
’19鈴鹿8耐で優勝したワークス・ZX-10RRに採用されたマフラーと同形状の政府認証フルエキゾースト。エキゾーストパイプは耐熱チタン合金にヒートフィニッシュを施して美しさと耐汚性を両立し、サイレンサーにはクリアチタン、ブルーチタン、メタルブラックの3色を用意。トルク谷がなく、低速から高速までスムーズな加速感を実現する。
サイレンサーは3色を用意。サブサイレンサーと触媒装置で排ガス/騒音規制に対応した、政府認証マフラーとして発売予定だ。[左]メタルブラックサイレンサー ●予価:22万円 [右]クリアチタンサイレンサー ●予価:20万9000円 [写真タップで拡大]
可倒式のブレーキ&チェンジペダルとステップに高強度の熱間鍛造製法を採用したバックステップも販売中。6ポジション(最大76mmアップ/70mmバック)を選べてカラーオーダーも可。カワサキ正規取扱店でも購入できる。
エーテック:ストリート用カーボンカウルも開発中
カワサキが製作したレースイメージ車は、ビートの試作マフラーに加えエーテックのカーボン製レーシングカウルを装備していたが、この公道版が近日登場予定。タンクカバーも開発が進行中だ。
正規取扱店で社外パーツが購入可能
ニンジャZX-25Rでは、専売のコラボレーションエディション商品群に加え、一般流通するカスタムパーツから厳選されたものも「Ninja ZX-25R社外パーツ」としてカワサキ正規取扱店で購入できるようになる。カワサキお墨付きのカスタムパーツが続々と開発されているから要チェックだ。
【アナタ好みのカスタムを】写真やリストはカワサキ正規取扱店でも入手できる「Ninja ZX-25R社外パーツ」として開発が進んでいるカスタムパーツの一例。これからもまだまだ増えそうだ。 [写真タップで拡大]
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