34psの後方排気エンジンに電子制御スロットル装備
BMW新型「G310GS」発表! 鋭い眼光のLEDライト、ユーロ5対応に加えて使い勝手向上も
- 2020/10/8
ドイツのBMWモトラッドは、普通二輪免許で乗れるG310シリーズ「G310GS」の新型モデルを発表した。ユーロ5排ガス規制に対応するとともに、LEDヘッドライト&ウインカーやアシスト&スリッパークラッチを装備。また、BMW GSの40周年を記念したカラーリングも用意される。
優れた基本設計はそのままに、初代から4年でモデルチェンジ
2016年に登場したBMW「G310GS」は、その前年にデビューしていたネイキッドスポーツのG310Rがベース。通常は前傾しているシリンダーを後傾とした前方吸気/後方排気の単気筒エンジンを搭載し、スチールパイプフレームにアルミ鋳造スイングアーム/倒立フロントフォーク+ラジアルマウントキャリパーなどを組み合わせた、普通二輪免許で乗れるBMWのアドベンチャーマシンだ。
G310Rでは前140mm/後131mmだったサスペンションストロークは、G310GSでは前180mm/後180mmとしており、ホイールサイズも前後17インチ→前19/後17インチと大径化。ステアリングマウントのヘッドライトもGSではフレームマウント化し、大型のクチバシ(フロントフェンダー)も装備してアドベンチャーマシンらしい仕上がりとしている。
ドイツ本国で発表された2021年モデルは、まずエンジンがユーロ5排ガス規制への対応を済ませたうえで、電子制御スロットル搭載やアイドリングブースター(エンストしにくくするためクラッチを繋ぐ際に自動でアイドリングが上がる)、アシスト&スリッパークラッチを装備するなどのアップデートを受けた。クラッチカバーなどはチタングレーメタリックに塗装されている。
さらに、新しいLEDヘッドライト&ウインカーで外観をよりシャープに見せるとともに、ブレーキ&クラッチレーバーには4段階の調整機構も装備。そして通常カラーリングのほかに、GSブランドの40周年を記念した黒×黄の特別色もラインナップする。
日本への導入時期は未発表だが、情報が入り次第お伝えしていきたい。
BMW G310GS[2021 model]
【BMW G310GS[2021 model]】主要諸元■全長2075 全幅880 全高未発表 軸距1420 シート高835(各mm) 車重169.5kg(装備)■水冷4ストローク単気筒DOHC4バルブ 313cc 34ps/9500rpm 2.85kg-m/7500rpm 変速機6段 燃料タンク容量11L■タイヤサイズF=110/80R19 R=150/70R17 ●価格&日本導入時期:未発表
●情報提供:BMW Motorrad
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