ハードライディングに対応

’20最新オフロードヘルメットコレクション〈後編〉ホーネットADV,ツアークロス3 etc.

  • 2020/9/10
’20最新オフロードヘルメットコレクション〈後編〉ホーネットADV,ツアークロス3 etc.

オンロードヘルメットとは異なる特徴的な形状を持つオフロードヘルメット。モトクロスレースなどで巻き上げられた泥から視界を守る大きなバイザーや、顔面への衝撃を緩和してくれる大きく張り出した顎部分など、ハードなライディングに対応したヘルメットだ。通常のオフロードヘルメットは、別売りのゴーグルを装着できるようになっているが、オンロードタイプのようにシールドを装備しているモデルも存在する。こちらは日常使用を考えたモデルで、ツーリングや通勤などでの使い勝手が良好だ。これからオフロードマシンに乗る人や、ヘルメットの買い替えを考えている人に、ゴー・ライド編集部がおすすめする’20年最新ラインナップを2回に分けて紹介する。その後編。

SHOEI ホーネットADV:ダート走行から高速巡航まで快適。冒険ツアラーのためのヘルメット

風洞施設での検証と実走行での試験を繰り返し、帽体とバイザーの空力性能を追求。後頭部をスポイラー形状にしたエアロフォルムを採用。さらにベンチレーションシステムにもこだわり、口元に空気を取り込むことで激しいライディング時の息苦しさを軽減し、シールド内側にも空気を流入させることでシールドの曇りを防ぐ。林道走行での快適さと高速巡航での静粛性を両立し、さまざまな路面を走破するアドベンチャーツーリングに最適なヘルメットに仕上がっている。

SHOEI HORNET ADV

【SHOEI HORNET ADV】■サイズ:S M L XL XXL ■重量:1500g(Sサイズ・編集部実測値) ■規格:JIS規格 ■カラー:単色4種類 グラフィック9種類 ●価格:単色5万2800円 グラフィック6万3800円 [SHOEI [写真タップで拡大]

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バイザーに求められる日除けの効果を損なうことなく空力性能を追求した新設計「V-460バイザー」。空気抵抗を低減しつつ、効率的にエアインテークへと空気を導入する。

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シールドベースにはスプリング機構を採用し、シールドと帽体の”窓ゴム”との密閉性を向上。また、シールドも強靭なポリカーボネイト素材を使用して高い剛性を確保。歪みを抑えたクリアな視界と高い静粛性を実現した。さらに曇りを防ぐPINLOCKⓇEVO lensを標準装備する。

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内装の表面の汗の吸収が求められる部分には、高い吸放湿性を持つ素材「quup(キュープ)」を採用。ヘルメット着脱時に肌とこすれる部分には起毛素材を配置し、快適性と被り心地を両立。

SHOEI ホーネットADVソヴリン TC-10[ブルー/レッド]

アライ ツアークロス3:下アゴから包み上げるフィット感。安全快適に高速移動を行なえる

高速でバトルするF1用ヘルメットの開発過程で生まれたスーパーファイバー製ベルトをシェル全体に細かく配置し、スネル2010規格をクリアする強靭さを実現。頬ではなく、下アゴから包み込むような「Facial Contour System」は、F1ドライバーが認める高速域での安定感を発揮する。エアの流れを解析して作られたフォルムは、高速性能が上がった最近のアドベンチャーモデルでも使いやすく、高い安全性は林道ツーリングでも安心感が得られる。

Arai TOUR-CROSS3

【Arai TOUR-CROSS3】■サイズ:S M L XL ■重量:1700g(Lサイズ・編集部実測値) ■規格:JIS規格 SNELL規格 ■カラー:単色3種類 グラフィック8種類 ●価格:単色4万8400円、グラフィック5万7200円[アライ [写真タップで拡大]

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走行中の空気の流れを緻密に解析し、バイザーにはリブを設けて強度アップ。厚みを抑えることで空気抵抗と風切り音も軽減し、快適な高速巡航に貢献している。シェル前方の小ぶりなダクトは吸入効率が高められ、静粛性も向上。シェル後方の排気口から走行風を排出することで、頭部をクールダウンする。

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丸みを帯びたシェルは、衝撃をかわしやすい形状。チークパッドは頬を強く圧迫せず、下アゴから包み上げるフィット感で、頭部とヘルメットの密着性を向上する。

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汗をかいてもサラリとしてベタつかない冷・乾内装を採用。頭頂部、チークパッドはオプションパーツが設定され、自分の頭に合わせて微調整できる。エマージェンシータブも装備している。

アライ ツアークロス3 デパーチャー レッド

ベル MX-9アドベンチャーMIPS:MX-9にシールドを装備して快適性を向上

ベルのオフロードヘルメットMX-9をベースに、UVカット処理を施したシールドを装着。高い通気効果を発揮するベンチレーション機能を搭載しつつ、口元のベンチレーションには通気量調整シャッターも装備。シールドには曇り止め処理も施され、街中から高速道路まで快適な移動を実現している。頭部への衝撃を分散させるMIPSも装備し、安全性も高い。高速道路で移動し、林道も走破する。そんな林道ツーリングに使いやすいヘルメットだ。

BELL MX-9 ADVENTURE MIPS

【BELL MX-9 ADVENTURE MIPS】■サイズ:M L XL ■重量:1700g(Lサイズ・編集部実測値) ■規格:SG規格 ■カラー:単色4種類 グラフィック8種類 ●価格:単色3万5200円 グラフィック3万7400円 調光シールド5万5000円 [ダートフリーク] [写真タップで拡大]

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MX-9をベースに、シールドを装着するMX-9アドベンチャー。全体的なフォルムは変わらないので、シールドを上げればゴーグルも装着できる。高速移動時はシールド、林道ではゴーグルといった使い方がしやすい。口元のベンチレーションにはシャッターが内蔵されている。シェルは軽量ポリカーボネイト製でSG規格に適合。紫外線量でレンズ濃度が変わる調光シールドタイプもある(5万5000円)。

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バイザーにはスリットが設けられ、走行風による振られを低減する。

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内装は取り外し可能で洗濯にも対応する抗菌仕様。国産Mサイズの筆者がLサイズを被ってみると、頭頂部がタイトフィットに感じられた。ただし、痛みはなく重量感もなかった。

ベル MX-9 アドベンチャー MIPS ダッシュ グロスブラック/レッド/ホワイト

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