イタリアのビモータ(BIMOTA)は、新型コロナウイルスによるロックダウンが解除されたことに伴い、活動を再開。さっそくKB4の開発にも取り掛かっているようだが、その姿がスクープ撮されたのでお伝えしたい。丸型ヘッドライトにセパハンの組み合わせによる「ネオレトロ・スポーツ」の姿は新鮮だ!
ネオクラシックな外観にフルLED! 車体の左側面には謎の導風ダクト??
オイオイ、もう見えちゃったよ!
イタリアのリミニ在住のライダーが偶然にもビモータ KB4を撮影したという情報をキャッチした我々は、さっそく画像を入手。あまり鮮明ではないが、その姿をお伝えしよう。
ビモータは、EICMA2019においてカワサキとタッグを組んで電撃的な復活を発表した際に、その場でテージH2を発表。これはニンジャH2のスーパーチャージドエンジンをフレームレス構造のハブステア機構と組み合わせたスーパーマシンで、大きな話題となった。そしてその際、KB4というマシンの開発も示唆し、控えめなCGを公開していた……。
【BIMOTA KB4】 こちらはEICMA2019で公開されたCGだ。スチールトレリスとアルミプレートによるハイブリッドフレームなど、特徴的な車体構成も見て取れる。
KB4は、カワサキ・ニンジャ1000SXの自然吸気4気筒エンジンをハイブリッドフレームに搭載した、次世代のカフェレーサーだ。テージH2とは異なり、一般的な構造のフロントフォークや自然吸気エンジンといった伝統的な車体構成で、旧き良きビモータをイメージするライダーにも受け入れやすいスタイルとなっている。
昨秋公開のCGではカウルに彩色が施されていたほか、5月13日の記事では真っ白なカウルのプロトタイプ(だいぶボカシが入っていた)だったが、今回のスクープ撮では黒いカウルの姿をキャッチしている。これがカーボンカウルかどうかまでは判別できないが、ヘッドライトなどのディテールは見て取れるので、見たままではあるが、わかる範囲で解説したい。
まず車体構成だが、イメージCGの通りスチールパイプにアルミ部材を組み合わせたハイブリッドフレームに、倒立フォークやリヤ1本サスペンションという構成なのがわかる。丸型ヘッドライトは形状からLEDでほぼ確定、ウインカー類もこの大きさはLEDだろう。フレームの後半部分はエンジンの後ろ側に回り込んでおり、ドライブチェーンはフレームの外側を通る構成だ。フロントブレーキキャリパーは、ラジアルマウントのモノブロックタイプだろうか。ホイールベースはそれほど長くなさそうで、コンパクトな車体と思われる。
丸型ヘッドライトにコンパクトなウインカー、カウル左右の導風口も見える。
外装については、燃料タンクとアッパーカウルのボリューム感が印象的だ。トップブリッジ上にはステアリングダンパーがあるのが見えるが、この解像度ではメーカーまでは判別できない。シートカウルは小ぶりな作りで、少なくとも現状ではタンデムステップもなく、1人乗りを想定しているように見える。
謎なのは、車体の左側面を通るダクトのようなものだ。一見するとサイドカウルのデザインのようにも思えるが、アッパーカウルには吸気口が左右に配置されることもあって、中空構造で導風しているのは間違いなさそう。ラムエアダクトという線が濃厚だが、タンデムシート近くまで伸びているようにも見えることから、もしかするとシート下にラジエターまたはオイルクーラーなどを配置している可能性もある。
サイレンサー後端はニンジャ1000SXそのものに見えるが、プロトタイプだからなのか、製品版もこのままいくのかは、引き続き注視していきたい。いずれにしても、正式発表はそう遠くなさそうだ!
サイレンサー後端やフレームの形状、導風タクトらしきものが見える。
スーパースポーツよりは長く、ツアラーよりは短く見えるホイールベース。ニンジャ1000SXは1440mmだから、それに近い数値になるだろうか。
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