●まとめ:宮田健一 ●写真:箱崎太輔 鶴身健 真弓悟史 松井悟 ●取材協力:キジマ ※本内容は記事公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
快適性と積載性能、質感をまとめてアップ
キジマが’20年モーターサイクルショーの出展車の目玉として用意していたのが、ホンダの新型レブルをベースにしたツアラーカスタムだ。コンセプトワードは、ズバリ”大陸横断”。軽量コンパクトなレブルと重厚なツアラーという一見相反しそうな要素にも聞こえるが、大型のバットウイングフェアリングと横に大きく張り出したエンジンガードなどが見事に車体とマッチして、迫力スタイルと長距離での快適性を実現。さらに同社が得意とするリヤキャリアやサイドバッグサポートで積載性も充実化しており、取り回しやすく長旅にも強い、しかもちょっとゴージャスというビギナーや女性にも魅力的なカスタムに仕上がっている。
【主要装着パーツ】 ■フェアリングキット:4万9500円 ■LEDフォグランプキット:3万5200円 ■エンジンガード:1万5950円 ■スプラッシュガード:1万2100円 ■XLXスタイルバー:9460円 ■フォークブーツ:4730円 ■ユーロミラーオーバルタイプ:2750円 ■グリップヒーターGH07:1万7600円 ■LEDコアテールランプKIT:1万6500円 ■バッグサポート:1万5400円(左右) 8250円(左のみ) ■リアキャリア:2万5300円 ■ヘルメットロック:3960円 ■ETCステー:3300円 ■シングルサイドバッグM:1万2100円 ■ガソリンボトル&レザーホルダーセット:1万2100円 ■メーターリングカバーブラス:5500円 ■ヘッドライトトリムカバーブラス:4950円 ■ウインカーリムカバーブラス:5280円
幾度となく試作を重ねて形状が決まったエンジンガードは、予備ガソリンボトルのほかにもクランプ式のフォグランプやフットペグを取り付け可能で、ツーリングの幅を広げてくれる。
LEDヘッドライト化した新型レブルには、フェアリングに加えLEDフォグランプシステムでゴージャス度がさらにアップ。フォグランプは、フェアリングなしや旧レブルへの装着も可能だ。
フェアリング内側のステーは、マウントバーを兼ねた構造となっており、スマホやUSB ソケットなどを装着するのに便利な構造となっている。

メーターにも開発中のブラスリングをセット。ノーマルパーツでも真鍮の輝きと重厚感がグっと引き締めて別物に見えてくる好例となっている。

フェアリングにぴったりマッチングするのが、同社のオーバル形状ユーロタイプミラー。従来はメッキ設定のみだったがブラックも新たに登場。
キジマ得意のリヤキャリアやサイドバッグサポートでレブルを旅仕様に。リヤキャリアはソロツーリング時にタンデムシートまで荷物を載せることが可能な高さ設定が絶妙で、使い勝手がいい。

水に強いPVC 合成皮革を使用した容量約10LのシングルサイドバッグM。バックル方式により着脱が容易で、持ち運びに便利なショルダーベルトも付属。

ETC車載器を悩まずリヤフェンダー脇に装着可能にするレザーケース専用ステーもラインナップ。レザーケース本体は別売で税込6600円。
ヘッドライトやウインカーのボディはそのままにゴージャスな雰囲気を演出してくれる真鍮製リムを開発中。アルミのシルバー版も検討中。
好評だった前モデル用のLEDテールランプがリニューアルして、新型に対応したコアテールとして新登場。ナンバー灯やステーも付属。純正ウインカー取付にも対応する。
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