カワサキインドネシアが、スナイパーのバックステップとヨシムラマフラーに続くモディファイ映像を公開した! 次のパーツはエーテック(A-TECH)のドライカーボン外装だ。……しかし、ちょっと待ってほしい。今までに公開されていない部分まで見えているぞ!
センターラムエアダクトは車体左側に取り回される
まずは映像を見てほしい。今までに公開されてきたものに続き、今回はエーテックのドライカーボン外装を装着している。“ブラックタイヤモンド”と名付けられたドライカーボンのパーツはカウル類だけにとどまらず、フレームカバーやフロントキャリパー冷却ダクト、スプロケットカバーなど細部にわたる。レーシングモディファイとは言いながら、ストリートでのカスタムにも取り入れたい逸品の数々だ。
さらに注目したいのは、今回の映像で初めて、外装が取り外された状態を目にすることができる点だ。スチール製トレリスフレームを採用しているのは既報通りだが、ラムエアインテークの構造は今まで特許図でしか見ることができなかった。その実際の姿が明らかになったのだ。
アッパーカウルにはセンターラムエアダクトが配置されているが、これがステアリングヘッドを避けるように車体左側に取り回されていき、梯子状フレームの間を通ってエアクリーナーボックスへと導かれている。
また、余分なクリアランスもなくマウントされた並列4気筒エンジンは、まるで600ccクラスのスーパースポーツのような隙のなさだ。ウォーターホースの取りまわしや、エキゾーストパイプを避けるような形状とされたオイルパンなどにも注目したい。
次の映像が早くも待ち遠しい。今度こそヨシムラマフラーの咆哮が聴けるか!?
ストリップになったNinja ZX-25Rに注目。右側も見たかった……!
メーターまわりもドライカーボンに。樹脂からカーボンになって、吸気音の響き方も変わる?
シートまわり。座面のベースがノーマルかどうかは判別できず。
完成! コイツはヤバイぜ!
あなたにおすすめの関連記事
Ninja ZX-25Rを囲む数人の男。4月下旬に公開された映像でも見られたシーンだが、今回はマフラーを取り外し、レーサーモディファイの続きを見せてくれる。 取り付けられたのは、ヨシムラ製のフルエキゾ[…]
インドネシアではニンジャZX-25Rが2020年4月4日に発表展示される予定だったが、新型コロナウイルスの影響で延期になったのは既報通り。とはいえ、カワサキは歩みを止めるつもりはない。 カワサキインド[…]
Ninja ZX-25Rの車体寸法は、今のところ明かされていない。'19東京モーターショーで見た私的な印象では、2気筒250㏄よりはさすがにエンジン周りのボリュームがあるものの、250クラスらしいコン[…]
0-1000m計測結果 サーキットではコーナリングスピードという武器があったZXR250だが、直線路の0-1000m加速ではなす術なし。最高出力と最大トルクの優劣を埋めることはできず、ミッションがやや[…]
かつて一世を風靡したクォーター4気筒の実力を探るため、いつものように対決方式のテストを慣行した本特集。『ヤングマシン』2019年8月号でも同様の企画を行い、その時に見せたホンダCBR250RR('92[…]
最新の記事
- 【世界初公開】カワサキ新型「Z900RS」登場! 火の玉「SE」はドラレコ装備、RSはライポジも変わったが優れたデザインは不変
- 「転びたくても転べない!」「MotoGPライダーのブレーキ操作を再現!?」ボッシュのABSが30年で物凄い進化をしていた【青木宣篤が解説】
- AKEEYOスマートモニター/ドラレコの超オトクなセール開催中【保証延長付きで50%OFFもアリ!】
- カワサキがリードした黎明期のミドル市場:「ザッパーシリーズ」を産んだ時代背景
- 【初試乗】「これぞCB!」を具現化したCB1000F! スーパースポーツの心臓を積み、誰もが納得のフラッグシップへ【インプレッション】
- 1
- 2


























