ここ数年、バッテリーなどの始動系アイテムのなかで急激に台頭してきたジャンプスターター機能付きモバイルバッテリー。’19年のPSEマーク表示義務化を境に随分と市場が精選された感がある。ここではしっかりと問い合わせが可能な6ブランドのアイテムをピックアップした。
●文:谷田貝洋暁 ※本内容は記事公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
ジャンプスターター機能付きモバイルバッテリーは、携帯電話の充電などにも使われる大容量のリチウム系モバイルバッテリーに増幅回路をドッキングさせ、12V電圧で200〜400Aという大きな電流を作り出してエ[…]
BC 016 超軽量ジャンプスターター
LiFePO4(リン酸鉄リチウム)電池は、エネルギー密度が低めで安定しており、トラブルが少ないのが特徴。「BC 016」は280gという軽さながら、ピーク電流はバイクの始動に十分な200Aを確保。当然、逆接続/過充電/過電流といった保護回路も備えている。
BC 017 パワージャンプスターター
600Aのピーク電流を確保し、バイクはもちろん自動車のジャンプスタートを20回行えるパワフルタイプ。シガーソケット出力をはじめとする様々なケーブル&アダプターが付属するため、スマホやタブレットはもちろん、パソコンなどへの給電も可能。
カシムラ
KD-151 ジャンプスターター 5400mAh
ジャンプスタート能力は200A~400Aで2.5L以下のガソリン車に対応と、210gの軽量なボディにも関わらずパワフルなジャンプスターター。しかも充電端子はMicroUSB-Bで日常での使い勝手もよさそうだ。専用の50cmロングケーブルをオプションで用意。
KD-160 ジャンプスターター 12000mAh
本体充電には専用充電器が必要になるものの、余裕の12000mAhの容量と、300A~600Aという高いジャンプスタート能力を発揮。対応車両は5Lまでのガソリン車/3Lまでのディーゼル車両。
日立
ポータブルパワーソース PS-16000RP
安心の日本製、安心のLiFePO4(リン酸鉄リチウム)電池を内蔵。またIP63相当の防水、防塵性能も有しており、とにかく安心できるジャンプスターターを使いたいという人にオススメ。ジャンプスタート電流は300Aで、ピーク電流は600Aを確保する。4Lのガソリン車/3Lのディーゼル車に対応。実勢価格は3万円前後。
カイセ
KG-106/C
数々の計測機器を手がけるカイセのジャンプスターターは、4Lのガソリン車/3Lのディーゼル車に対応。ちょっと持ち運ぶには大きなサイズだが、12Vアクセサリーソケットなどの機能もあり、アウトドアシーンでの使い勝手も良さそう。防水性能IP63相当。
アンカー
Anker Roav ジャンプスターター Pro
モバイルバッテリーブランドとして有名なアンカー。ジャンプスターターもおいても一歩進んでおり、充電入力端子にUSB Type-Cを採用。またUSB出力も最大2.5Aとモバイルバッテリーとしての使い勝手も高い。ジャンプ出力は400A~800A。
Anker Roav ジャンプスターター Pro 1000A
USB Type-Cポートに加え、PowerIQ対応のUSB-Aポートを装備。500gを超える重量ではあるが、12800mAhの余裕の容量を持つモバイルバッテリーとしての使い勝手が魅力。6.0Lまでのガソリンエンジン、4.0Lまでのディーゼルエンジンの始動も可能。
ボルトマジック
ジャンプスターター JS-06
220gの本体は超薄型でデザインもスリム。無骨になりがちなジャンプスターター機能付きモバイルバッテリーにおいて、日常での使い勝手も良さそうなデザイン。バッテリー容量は6000mAhと高くはないが、もしものためには持ち運ぶ負担が少ない方がいい。
ジャンプスターター JS-08
287gの軽量ボディながら、起動電流 200A、ピーク電流400Aという余裕の出力を確保。充電端子は他のシリーズ同様Micro USB-Bに対応しており、専用充電器がなくてもUSBコネクタさえあれば携帯電話と同じように充電できる。
ジャンプスターター JS-18
ライダーに人気というこのアイテム、その秘密は余裕の18000mAhの容量はもちろん、本体がIP66相当の防水性を有していること。風雨に晒され、荷物の浸水も少なくないバイク旅では、防水性がある電子製品というだけで安心感が高い。
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