鉛/リチウムどちらを選ぶ?

バイクシーズン直前・最新バッテリーピックアップ×7ブランド

春のバイクシーズンを目前に控え、今のうちにバッテリーの健康状態を確認しておくが吉。前ページのバッテリー豆知識に引き続き、本ページではこのタイミングでバッテリー本体を交換したいライダーのために、最新バイク用バッテリーカタログをたっぷりお届けする。


●文:谷田貝洋暁 ※本内容は記事公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。

ハイパフォーマンスバッテリー〈鉛〉

カスタムパーツや用品、アパレルまで手がけるデイトナのハイパフォーマンスバッテリー。MFバッテリーには、瞬間放電能力も高い”NanoGEL”電解液を使ったGELタイプ、また液状電解液を使ったAGM式の2種類がラインナップ。このほか、ハーレーダビッドソン用純正バッテリーと同じ筐体サイズで耐震対策が施されたモデルもある。

●価格:4620円~3万800円 ●全26種類(12V)

ハイパフォーマンスバッテリー 開放タイプ〈鉛〉

Zやカタナをはじめとした旧車用のリプレイスパーツも扱うデイトナではもちろん、旧車向けに開放型バッテリーもリリースしている。電極板に純度の高い鉛を使うことで、駐輪放置時の自己放電率を低減。通常の解放バッテリーに比べ、20~30%出力が向上しているという(同社調べ)。

●価格:1万1000円~1万6720円 ●全6種類(12V)

デイトナ

リチウムフェライトバッテリー〈リチウム〉

同社が特許を持つ、LiFePO4(リン酸鉄リチウムイオン)の鉄角柱型セルを使用。この従来の円柱型とは違う角柱型のセルは直方体型のため筐体デザインの自由度も高く、同じ形式で同じ筐体サイズでありながら、標準仕様と大容量仕様の容量違いの2種類を用意する場合もある。最大3年間の保証付なのも特徴だ。

●1万2078円~3万9578円 ●全23種類(12V)

マキシマバッテリー

スタンダードバッテリー〈鉛〉

高いコストパフォーマンスとクオリティを高い次元でバランスさせているスタンダードバッテリーシリーズ。MFタイプと開放型(液別)がライナップされており、さらにMFタイプには液入り充電済みタイプと液別タイプ(即用タイプ)、さらには12V用、6V用など、ニーズに合わせた幅広いラインナップが用意されている。

●価格:5029円~14457円 ●MF12種類(12V/開放17種類(12V/開放1種類(6V)

プレミアムジェルバッテリー〈鉛〉

カスタムジャパンのオリジナルブランドが「プロセレクトバッテリー」。ガラス繊維状のスポンジマット(Absorbent Glass Mat)にバッテリー液に染み込ませるAGM構造をジェルタイプに応用。結果として極板との密着性がよくなり、充放電性能と耐震性能が向上。放電しにくいという性質から長期保管性能も高まっている。

●価格:5588円~2万3980円 ●全40種類(12V)

ハーレー専用AGMバッテリー〈鉛〉

バッテリー液をガラス繊維状のスポンジマットに染み込ませたプロセレクトバッテリー独自のAGM構造を進化させ、ハーレーダビッドソンの強いバイブレーションにも耐えられるように仕様変更したバッテリー。端子構造もより強固に設計されている。大型モデルなどはオーディオを搭載したりと消費電力が大きいためハイワッテージ化も施される。

●価格:1万5180円~3万1680円 ●全4種類(12V)

ECOリチウムバッテリー〈リチウム〉

鉛バッテリー比で約3分の1という圧倒的な軽さを実現しながら、約1.5~2倍もの長寿命(同社調べ)を誇るLiFePO4(リン酸鉄リチウムイオン)を使用したのが『エコリチウムイオンバッテリーシリーズ』。種類の筐体サイズで12種類の従来バッテリーのサイズに互換性でき、高さが足りなかった場合のスペーサーも付属している。

●価格:1万4080円~2万9480円 ●全3種類(12V)

ショーライジャパン

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