佐藤寿宏のレース通信[MotoGP セパンテスト編]

セパン初日はクアルタラロ、モルビデリのペトロナスヤマハSRTがワンツー!

近年になく1月下旬から話題沸騰だったモトGPですが、ついに公式テストがはじまります。セパンインターナショナルサーキットでは事前のシェイクダウンテストからダニ・ペドロサやホルヘ・ロレンソがメディアを賑わせました。公式テストのリザルトはどうだったのでしょうか?


●文: 佐藤 寿宏(ことぶき) ※本内容は記事公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。

日本期待のタカは、フィジカル面での回復が厳しかったと語っていましたが、それも想定内。今シーズンを戦う2019年型RC213Vで慎重に走り出していました。

「約4カ月振りのMotoGPライドでしたし、肩の状態を始めフィジカル面でも、どんな状態か分からないので慎重にペースを上げて行きました。それほど周回はできませんでしたが、タイムというよりも感覚を取り戻すことに時間を費やした感じでした」とタカ。

初日は計測31周で2分00秒815がベスト。2日目、3日目も焦らずに肩の状態を見ながら、カタールテスト、そして開幕戦カタールまでに、いいベースセットを見つけたいと語っていました。

怪我で調子を落としたものの、昨シーズンのホンダからの評価はけっして悪くなかった中上貴晶選手。開幕戦カタールに合わせ込んでいけるか……!

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