シェイクダウンテストが一段落して、いよいよレギュラーライダーたちの公式テストが2020年2月7日からはじまります。これに先立ち、セパン・インターナショナルサーキットでは各チームがマシンとライダーのローンチイベントを行いました。
歴史的なカラーリングをまとったスズキの2020年型GSX-RR
MotoGPオフィシャルテストの開始を明日に控え、各チームはマシンの準備に余念がありません。毎年、セパンサーキット内でプレスカンファレンスが行われますが、今年は、スズキとヤマハがニューカラーをお披露目しました。
スズキは、これまでのブルーベースにシルバーを大胆に使ったニューカラーに塗られた2020年型GSX-RRをベールアウト。河内健テクニカルマネージャーに聞いたところ、1960年に初めてスズキのマシンが世界選手権を走り、それから60周年ということで、その時代のイメージでシルバーを増やしたんだそう。「賛否両論でしたが、速く走ることができれば、かっこよく見えるはずですよね」と、ひと言。昨年2勝を挙げたアレックス・リンスはエースとして、そしてMotoGP、2年目を迎えるジョアン・ミルは、さらに成長しそうなだけに、今シーズンもMotoGPをかき回してくれそうですね。




レギュラーライダーに負けない存在感のホルヘ・ロレンソ
続いて行われたMonster Energy Yamaha MotoGPはピットでフォトセッションがあり、その後、ブリーフィングルームでプレスカンファレンスというスケジュール。その間には、Petronas Yamaha SRTのプレスカンファレンスも行われました。Monster Energy Yamaha MotoGPのカラーリングは、ほとんど変更なしでしたが、Petronas Yamaha SRTは、よりシンプルなデザインになっていました。あ、そうそうMonster Energy Yamaha MotoGPのプレスカンファレンスには、ホルヘ・ロレンソも登場。ちょっと意地悪な質問も出ていましたが、ライブで中継されていたので皆さんもご存じでしょう。まぁ法律上で問題がなくても、人情的にはねぇ……。





肩の回復具合は70%と語る中上貴晶
昨年の10月29日に右肩を手術した“タカ”こと中上貴晶も、この日サーキット入りしました。
「ようやく腕立て伏せができるようになったのですが、可動域も完全ではなく、肩がまわる感覚がもどってきている最中ですし、もてぎの日本GP以降、MotoGPマシンに乗っていないので、肩の具合を見ながら感触を取り戻すところからのスタートになります。1周でも早く、そのフィーリングをつかみたいと思っています。開幕戦カタールまでに、しっかりとしたベースを作っておきたいですね」
手術以来、リハビリ、そしてトレーニングに励んできたタカですが、まだまだ100%には、ほど遠い状態だと言います。1月に入ってからミニバイクで3回、そしてモトクロスで走り問題なくライディングできたそうですが、自分自身の感覚としては、回復具合は70%と言っていました。
MotoGPクラスで3年目を迎えるタカ。目標は、毎戦6位以内と語る。シーズン序盤は肩の状態と相談しながらになりそうですが、早く回復してもらいたいものですね。
さぁ~って、明日(2月7日)から2020年最初のMotoGPオフィシャルテストが始まります。要チェックですよー!


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