オフ仕様からターボカスタム車まで

現存最古の老舗ブランド・ロイヤルエンフィールドの’20年に勢いアリ!

ROYAL ENFIELD

現存するバイクブランドの中で、世界でもっとも古いロイヤルエンフィールドが元気だ。EICMA2019では、最新モデルのビュレット・トライアルズや、オフロードモデルのヒマラヤンの新色、それにヒマラヤンにターボチャージャーを付けた”MSR Roach”をはじめとする6台のカスタム車などを展示。’19年に引き続き’20年でも勢いがあるところを見せている。

ビュレット トライアルズ:名車ビュレットのオフロード仕様

「ビュレット トライアルズ」は、’40~’50年代にトライアル界を席巻した当時のロイヤルエンフィールドをオマージュに、ヘッドライトのメッシュガードや、カチ上げマフラーなどを持ったオフロードバリエーション。500cc版と350cc版がラインナップされる。

【ROYAL ENFIELD BULLET TRIALS 500/350】■空冷単気筒OHV2バルブ 499cc 27.6ps 4.2kg-m ■重量19kg(装備)※諸元は500cc版

ヒマラヤン:同社初のOHCオフローダーに新色展開

「ヒマラヤン」は、ロイヤルエンフィールド初のOHCとなる411㏄空冷単気筒エンジンを、F21インチ&R17インチを持つモノショックの車体に搭載した現代的なオフロードモデル。転倒から保護するタンクガードが標準装備されているのが、外観上の大きな特徴となっている。

ヒマラヤンの’20モデルには、「Rock Red」「Lake Blue」「Gravel Grey」の3色が新色として導入される。 単色系中心だった’19モデルに比べ、ビビッドに なった印象だ。’20モデルの日本への入荷時期は未定。現在は’19モデルを入手可能だ。

【’20 ROYAL ENFIELD HYMALAYAN】■空冷単気筒SOHC2バルブ 411㏄ 24.8㎰ 3.26kg-m ■重量194kg(装備)●’19モデル参考税込価格: 69万9000円

EICMA2019では、ビデオゲームや世紀末系映画にインスパイアされたカスタムモデルも展示。ヒマラヤンの耐久性とギャレット製ターボチャージャーなどで、荒野を切り裂くイメージだ。

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