テッパンの王道ネイキッドCB400SF・SBがモデルチェンジを実施し、1300シリーズ同様に細部の熟成を受けた。東京モーターショーを前に正式発表された新型’18年モデルを旧型と並べて徹底比較する。
1300cc同様に各部の熟成を受けた
ライバルがこぞって生産終了し、今や貴重な直4・400ネイキッドとなったCB400SF&SBも新型にモデルチェンジだ。
SFに兄貴分1300と同じ丸型LEDヘッドライトを採用したほか、SBとも共通で3㎰のパワーアップを実現。新マフラーは、同時に直4らしい伸び感のあるサウンドも実現した。サスペンション内部も軽快なハンドリング性能をさらに熟成。もちろんヘルメットホルダーほか各部の使い勝手も向上している。
SFには、ABSありとなしの2タイプを設定。またABS車のみとなるSBにはETC器とグリップヒーターを装備したEパッケージも設定される。質感・性能ともにミドルクラスの高級車としてふさわしい熟成度のモデルチェンジとなった。
見た目の違いはほとんどない
スタイル面ではマフラーとヘッドライト以外ほぼ変わらないのは1300と一緒。こちらもすでに完熟の域に到達していると言えるだろう。サスペンション設定も熟成を受けている。カラーはSF 、SBとも白×赤、青の他に黒の3色設定だ。
CB400 SUPER FOUR/ 〈ABS〉
CB400 SUPER BOL D’OR〈ABS〉/〈ABS〉E Package
400SFもLEDヘッドライト
パワーアップは3㎰
400はスロットルボディと排気系の変更で3㎰増を実現。2室構造となった新マフラーは出口径も大きくなっており、やはりサウンド面でも向上しているのが特徴だ。新排ガス規制もクリア。
L字エアバルブ
ヘルメットホルダー
SBにはEパッケージを用意
■カラーバリエーション
車体色はSF&SBともに同様の3色を設定。上からパールサンビームホワイト、グリントウェーブブルーメタリック、グラファイトブラック。
(撮影:真弓悟史/山内潤也)
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