マフラーも軽量コンパクト化!

2025新ヤマハ「XMAX」登場! 電動スクリーン、4.2インチTFT&3.2インチLCDメーターなどを新採用

ヤマハは、250ccフルサイズのスポーツスクーター「XMAX」をマイナーチェンジし、2025年モデルとして4月14日に発売すると発表した。モーターサイクル式のフロントサスペンションなど優れた素性を生かしながら、新たに電動スクリーンや新作インストゥルメントパネルを採用している。


●文:ヤングマシン編集部(ヨ) ●外部リンク:ヤマハ

従来は縦2連だったメーターが横2連配置に

ヤマハは、2017年に日本で販売開始(欧州では2004年に誕生)したスポーツスクーター「XMAX」の2025年モデルを発表した。

2023年のモデルチェンジで「X」モチーフのLEDヘッドライト&ポジションランプ、テールランプによる新スタイリングを採用し、ディテールの質感も向上したXMAX。今回は、電動スクリーンと新型メーターパネル、内部構造を見直し2023年モデル比800g軽量化を図ったマフラーとスタイリッシュなマフラープロテクターカバーを新採用した。メーターはこれまで縦並びでTFT&LCDを組み合わせていたが、新作は横2連配置としている。

2画面構成のメーターは、4.2インチカラーTFTインフォテイメントディスプレイ/3.2インチLCDスピードメーターという組み合わせで、従来と同様スマートフォン連携機能付き。大きな違いは、従来型が縦2連構成だったのに対し、左右に並べたオールインワン型(スモークレンズ)になったことだ。

TFTディスプレイは、専用アプリ「Yamaha Motorcycle Connect(Y-Connect)」をインストールしたスマートフォンと連携することで様々な車両情報を提供するほか、ガーミン製ナビゲーションアプリ「Garmin StreetCross」をスマートフォンにインストールして車両とペアリングすれば、スマートフォンで目的地を設定するナビゲーション機能が利用可能になる。

新採用の電動スクリーンは可動域100mmの無段階調整式で、左ハンドルスイッチでシンプルな操作が可能。2023年比でスクリーン形状、ウインカーカバー、スポイラーのデザインを刷新し、防風効果と外観の向上にも貢献している。

このほか、高効率なブルーコアエンジンやスマートキー、緊急時にハザードランプが高速点滅するエマージェンシーストップシグナル(ESS)など、USBソケットを備えたフロントポケットなどの装備を継承。専用グリップヒーターやスマートキー連動のリアボックスなど純正オプションも魅力的だ。

ボディカラーはすべて新色になり、従来の4色ラインナップから新型は全3色に。価格は73万7000円になった。

ヤマハ新型XMAXのフィーチャーマップ

YAMAHA XMAX[2025 model]

YAMAHA XMAX[2025 model]ブラックメタリック12(ブラック)

YAMAHA XMAX[2025 model]ブラックメタリック12(ブラック)

YAMAHA XMAX[2025 model]マットダークグレーメタリック8(マットダークグレー)

YAMAHA XMAX[2025 model]マットダークグレーメタリック8(マットダークグレー)

YAMAHA XMAX[2025 model]ブルーイッシュグレーカクテル2(グレー)

YAMAHA XMAX[2025 model]ブルーイッシュグレーカクテル2(グレー)

車名XMAX
認定型式/原動機打刻型式8BK-SGA8J/G3P9E
全長×全幅×全高2180×795×1410-1505mm
軸距1540mm
最低地上高135mm
シート高795mm
キャスター/トレール26°30′/95mm
装備重量183kg
エンジン型式水冷4ストローク単気筒SOHC4バルブ
総排気量249cc
内径×行程70.0×64.9mm
圧縮比10.5:1
最高出力23ps/7000rpm
最大トルク2.4kg-m/5500rpm
変速機Vベルト無段変速(オートマチック)
燃料タンク容量13L
WMTCモード燃費33.5km/L(クラス2、サブクラス2-2、1名乗車時)
タイヤサイズ前120/70-15
タイヤサイズ後140/70-14
ブレーキ前油圧式ディスク
ブレーキ後油圧式ディスク
乗車定員2名
価格73万7000円
車体色黒、濃灰、灰
発売日2025年4月14日
 

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