![[ハーレーカスタム] 最後のビンテージ“エボ”の賢い買い方! 狙うは旬のフリスコスタイル!!](https://young-machine.com/main/wp-content/uploads/2024/07/PLOT_RIGNISE_01.jpg)
「ハーレーの魅力あふれる最後のビンテージ・1990年代のエボリューションモデルを少しでも多くの人に乗ってもらいたい」と、株式会社プロトの直営店・リグニスはニューフリスコスタイルのカスタムコンプリートを受注開始した。鼓動やトルク感などが魅力のエボは、すでに生産終了から20年以上が経過し、故障やメンテナンス等、所有するにあたって不安要素が多いのが現実。そこでプロトでは、良質なハーレー中古車をベースに各部をオーバーホールし、安心して乗り出すことができるようにしている。専用設計のオリジナルパーツを使い、今人気のフリスコスタイルのコンプリートカスタムとして仕上げたぞ!!
●文:ウィズハーレー編集部 ●写真/外部リンク:プロト直営店リグニス
ニューフリスコスタイルのカスタムコンプリートをリグニスにて受注開始
「プロトカスタムコンプリート フリスコ」は、1996〜99年までのソフテイル中古車をベースとして、エンジンをフルオーバーホール。新車に近い状態で安心して乗ることができる。エボリューションエンジンの代名詞・S&Sエアクリーナーがセットされ、Vツインエンジン特有の歯切れのよい排気音を堪能できるショットガンスタイルのエキゾーストは、もちろん車検対応品。
【安心の車検対応仕様:6カ月保証/ロードサービス付き/全国配送】 ■製作/販売:プロト直営店リグニス ■ベース車:1996〜1999 ソフテイル中古車/エンジンフルオーバーホール済み ●車両本体価格:269万5000円〜
長距離でも楽に乗れる軽量クラッチを採用しているのもポイント。足つき性と座り心地にこだわって製作した専用のシート(写真は試作品)は、ETC車載器(ミツバ製確認済み)をシート下に収納できる。
フリスコスタイルを決定づけるのはスポーツスタータンク。ミッドコントロールで、ステップペグはビレットタイプだ。トリプルツリーも専用設計で、ハンドルライザーは6インチか8インチが選択可能。コンパクトにするため、ウインカーはトレンドの極小サイズを採用した。※車両仕様は一部異なります。
ニューフリスコカスタムコンプリート 〜リグニスよりウィズハーレー青木タカオへ挑戦状!
プロトカスタムバイクの歴史:ゼロエンジニアリング→量産車ロードホッパー→コンプリートの流れ
今回紹介したフリスコに至るまで、プロトは過去にもさまざまなカスタム車両を生み出してきた。
1992年、愛知県岡崎市でカスタムショップ「ゼロエンジニアリング」が産声を上げた。オートバイの総合パーツメーカー株式会社プロトの一事業部としてスタートしたゼロエンジニアリングは、1点ものの個性的なカスタムハーレーによって、スタートして間もない時期から人気を博していく。
ゼロエンジニアリングにはオーダーが殺到し、納車数年待ちという状況に陥ることとなる。ごく一部の人だけが味わえるカスタムバイクではなく、ゼロスタイルの魅力を多くのライダーたちが共有できないか。そう考えたプロトは、新車で購入できる市販車両の開発に着手したのであった。
【ロードホッパー誕生/2003年】オーナーだけが満足すればいいカスタムバイクと異なり、メーカーとしての市販モデルである以上、ライディングの技量を問わない操作性/信頼性/安全性/耐久性を高い次元で実現し、なおかつ法規制に則ったものでなくてはならない。以来さまざまな試行錯誤と膨大な距離のテストランを重ね、2003年にロードホッパーが誕生した。
【ロードホッパー生産終了/2017年・プロトコンプリートバイク誕生】スプリンガーフォークをはじめとするゼロエンジニアリングの各パーツを専用設計で製作し、コンプリートバイク「ZDC80B」として販売スタート。2022年グッドデザインアワードを受賞し、高く評価されたのは記憶に新しい。
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。
ハーレーダビッドソン専門誌『ウィズハーレー』のお買い求めはこちら↓
ウィズハーレーの最新記事
元世界王者・魔裟斗もハーレーを通じてみんなとつながった! 「すれ違いざまに手を振り合ったりするなど、ハーレー乗りたちとすれ違うと(面識がなくても)仲間意識があるんですよね」と、集まったライダーたちに話[…]
FLHXSE CVOストリートグライド:CVOでは唯一となるバットウイングフェアリング フラッグシップモデルを象徴するバットウイングフェアリング。そのアイコンを持つ最上級仕様が「CVOストリートグライ[…]
FLHX ストリートグライド:ワイドグライド譲りのファイヤーカラーも選べる! 2025年式ストリートグライドは、その象徴的なバットウイングフェアリングとLEDライトを融合させたモダンなスタイルを持つグ[…]
FLHXU ストリートグライドウルトラ:ストリートグライドを名乗る、伝統のウルトラモデルがついにデビュー! ハーレーダビッドソンのフラッグシップモデルが、フルモデルチェンジを果たした。その名は「FLH[…]
RH975S ナイトスタースペシャル:ダウンドラフト吸気の水冷Vツインを黒で統一 レボリューションマックス搭載モデルでは、燃料タンクをシート下にレイアウトすることでダウンドラフト吸気を実現。従来タンク[…]
最新の関連記事(カスタム&パーツ | ハーレーダビッドソン)
ローライダーS/STユーザーに朗報 小ぶりでスタイリッシュな仕上がりのシートが、TRIJYAにて受注生産スタートとなった。 足着き性に優れるのはもちろん、日本人の体型にジャストフィットするライディング[…]
高剛性高精度なアルミビレットパーツ続々登場! 高強度アルミニウム合金素材A6061-T6を高精度切削加工し、鮮やかな発色を維持する独自のアルマイト処理を施すことで変色や腐食を防ぎ、優れた耐摩耗性を発揮[…]
モーターサイクルショーなどに展示され、注目を集めたカスタム ナイトスターをよりスタイリッシュにしつつ、機能的なパーツをふんだんに盛り込んだのが、ハーレーダビッドソンのリプレイスパーツで実績と信頼のある[…]
ブレスクリエイションの提案するカーボン外装X350 ダートライメージの強いX350を、小変更ながらもヨーロピアンムードを感じさせるほどに変えている点にまずは驚いた。外装デザインを少し変更するだけでここ[…]
トリックスター初となるハーレー用マフラー トリックスター初となるハーレー用マフラーが、X350向けにリリースされた。今回、初の試みとして“ツインタイプ”のサイレンサーが採用されている。 X350の特徴[…]
最新の関連記事(プロト)
ジムニーノマドJC74W ドレスアップパーツ最新情報 人気のロトパックスやラック取り付けのポイント アウトドアシーンには欠かせないギアとして注目されているのが、プロトが正規輸入代理店をしているROTO[…]
MOTONE × PLOT トライアンフ ボンネビルシリーズのパーツをリリースする英国ブランド「モートーン」のカスタムコンプリート車両。ダイキャスト/射出成形/CNC削り出しなど可能なかぎりの高等技術[…]
PLOT CUSTOM DIVER 2025:インペリアーレをさらにクラシックに ベネリ インペリアーレ400は、1950年代の兄弟ブランドの人気モデル「MOTOBI IMPERIALE」の名前を見事[…]
ジェントルマンズライド(Distinguished Gentleman’s Ride)とは? 「ジェントルマンズライド(Distinguished Gentleman’s Ride、以下DGR)」は、[…]
そもそもなぜお尻は痛くなるのか? バイクでのロングツーリングは、お尻の痛みとの戦いともいえます。これは長時間の着座状態により、お尻の血管を圧迫することで血行不良を起こし、お尻の痛みにつながります。解消[…]
人気記事ランキング(全体)
その姿、まるでハンターカブ×ミニトレ?! タイ仕様は新型に切り替わるとともにカラーバリエーション変更&グラフィックが変更された。 一方ベトナム仕様は、従来モデルを標準仕様として併売。この標準モデルはカ[…]
トレリスフレーム+ユニトラックサスペンションの本格派 カワサキは欧州で、15psを発揮する水冷125cc単気筒エンジンをスチール製トレリスフレームに搭載し、前後17インチホイールを履かせたフルサイズス[…]
日本仕様が出れば車名はスーパーフォアになるか ホンダの名車CB400スーパーフォアが生産終了になって今年ではや3年目。入れ替わるようにカワサキから直列4気筒を搭載する「Ninja ZX-4R」が登場し[…]
滑りにくさと耐久性を両立したソール設計 アシックスの安全靴「WINJOB CP113」は、油で劣化しにくく耐久性に優れたCPグリップソールを採用。濡れた床や油で汚れた現場でも安定したグリップ性能を発揮[…]
デビュー時は2スト125で敵ナシ状態! 1982年のヤマハRZ125が生んだムーブメントは、高速道路へ入れないマイナーな125スポーツだったのを、2ストの水冷化で通勤通学だけでなくレースへ興じる層が加[…]
最新の投稿記事(全体)
白バイ・ポケバイ展示とタイヤ安全点検で安全意識をレベルアップだ! このイベントの核となるのは、クルマ・バイク・自転車それぞれの交通安全知識の啓発だ。 とくに我々ライダーが注目すべきは、「バイク」のセク[…]
Honda CUV e:(2025) Hondaが「2050年カーボンニュートラル社会の実現」に向けた取り組みの一環として進めている、2輪車の電動化。その歴史は1994年の「CUV-ES」から始まり、[…]
今のマルケスは身体能力で勝っているのではなく── 最強マシンを手にしてしまった最強の男、マルク・マルケス。今シーズンのチャンピオン獲得はほぼ間違いなく、あとは「いつ獲るのか」だけが注目されている──と[…]
人気ゲストのステージは見逃せない! イベントの目玉は、やはり豪華ゲストによるステージ。元SKE48でモータースポーツ界でも活躍するタレント、梅本まどかさんと、三重県伊勢市出身の人気インフルエンサー、M[…]
堅牢性と保護性を兼ね備えた構造 Kaedear KDR-M21-3は、スマホホルダーにも使われている強化プラスチックと、厚さ3mmのアルミニウム合金板を組み合わせた設計。金属同士の摩耗を防ぎます。直径[…]
- 1
- 2