
話題のニューモデルからファン垂涎のヴィンテージまで、新旧ジャンルに関わらずハーレーダビッドソンの情報を満載にした専門誌『WITHHARLEY/ウィズハーレー』の最新号(Vol.18)が12月21日に発売です。表紙を飾るのは「中免(普通二輪免許)で乗れるハーレー」と、話題沸騰中の「X350」。ファンらは賛否両論、熱き議論を交わしていますが、大排気量Vツインを継承し、ビッグバイクの代名詞となってきたブランドにも、じつは存在するアンダー400の伝統があります。令和に誕生した最新モデル・X350&X500を徹底的に、どこよりも詳細に解説します!
●文:ウィズハーレー編集部 ●外部リンク:ウィズハーレーVol.18
こんなのハーレーじゃない!? X350&X500
「こんなのハーレーじゃない」おいおい、ソレって本当かい? ウィズハーレーの最新号はおそろしいほどネガティブなコトバから始まります。「ハーレーといつも一緒に」という思いを込めたタイトルが名付けられている専門誌『WITHHARLEY』が、メーカーのリリースしたニューモデルに対して、この否定的な一文はいったいどういうつもりなのでしょうか…!?
じつは伝統だった!? ハーレーのアンダー400モデル
1973年のカタログを見ると、X-90からFLH1200までのラインナップが並んでいます。そこにエンジン型式や排気量の隔たりはなく、ロードスポーツのSSやオフローダーのSX、2台の「350」もまた誇らしげです。
ハーレーの伝統は、大排気量Vツインではなかったのか…!? 当時を語るなら、イタリアの航空機メーカーだったアエルマッキについて触れないわけにはいきません。
高級バイクの代名詞とされ、ハイエンドブランドであるハーレーダビッドソン。しかし、富裕層だけのものだったのでしょうか。エントリー層や女性をターゲットにしたマーケティングは、今に始まったことではないようです。
さぁ、その実力いかに!?
ブランド力だけで勝負できないことは、H-D陣営も重々承知だろう。世界的に見れば、X350とX500のミドルクラスはモーターサイクル市場における熱き激戦区。今後も需要高まるセグメントに殴り込みをかけるカタチとなったわけで、実力を伴っていなければ生き残れず、ブランドにとってマイナスになってしまうことも考えられます。
つまり、競合に負けられないチャレンジ! さぁ、一体どんな走りを見せるのか!?
オーナー目線で詳細徹底解説
試乗を終えると、もう欲しくてたまらない! ウィズハーレー編集部は『X350』の購入を即決しました。だから、いつも以上に力が入る徹底検証。オーナー目線で、どこよりも詳しくボリュームたっぷり、保存版資料としてX350&X500を徹底的に解説します。
H-Dレーシングのオレンジに憧れて
X350がデザインエッセンスを踏襲したのは、往年のレーシングマシン・XR750。ダートトラックで活躍したその歴史を、貴重なビジュアルとともにご紹介しましょう。
アメリカンレーシングの雄/国民的英雄と呼ばれたジェイ・スプリングスティーンやスコット・パーカーらに思いを馳せ、X350&X500にオレンジの車体色が設定されている意味をあらためて考えます。
永野芽郁のハーレー、その正体は!?
もちろん、ハーレーダビッドソンの王道とも言える空冷Vツインも、誌面に続々と登場! まずは女優・永野芽郁さんが乗る「ストリートボブ114」は、いったいどんなモデルなのか!? ミルウォーキーエイトのライドフィールを確かめました。
ダイナがスポーツスターに!?
カスタムも満載です! 伝説のカフェレーサー・XLCRや883Rらスポーツスターをビッグツインで再現したカスタムには驚きを隠せません。ダイナモデルのスポーツ性能を堪能し、大いなる可能性を感じました!!
海外カスタムトレンド生直送!
サンダーバイクのローライダーSTやコドリンUSAのブレイクアウト117など、海外からも最新トレンド情報を入手しました。パーツやペイント、ご自身の愛車をイジる際もぜひ参考にしてください!
ファン垂涎! マニアナットク!!
どんなに時間が経とうが、その輝きを失わない物があります。モーターサイクルに対する確固たる信念と溢れる情熱でつくられたハーレーダビッドソンもその一つではないでしょうか。
アメリカの工業製品が高性能と洗練されたデザインで世界を席捲した1930〜60年代に生産されたモデルは、旧き佳き時代の象徴として人々を魅了してやみません。
ハーレーの殿堂と呼ばれるセンバモータースの協力により、「完全保存版」「資料として価値がある」と人気連載企画となっているのが、ヴィンテージモデルを紹介するコーナーです。今号もまた世界的文化遺産とも言える珠玉の1台を誌面に残します。
俳優・武田真治さんも登場!!
俳優/ミュージシャンとして、テレビ/映画/舞台/音楽シーンなど多方面でますます活躍中の武田真治さん。プライベートでは根っからのバイク好きとして広く知られ、今回は三重県まで愛車スポーツスター・アイアン883で往復900km超の大冒険、お伊勢参りツーリングへ!
ヨコハマホットロッドカスタムショーの熱気も!
日本最大級のカスタムの祭典・ヨコハマホットロッドカスタムショー2023の模様も特集! ハーレーダビッドソンブースには、HOT-DOCKCUSTOMCYCLESの河北啓二氏、WEDGEMOTORCYCLEの二平隆司氏が担当した2台のカスタムが展示され、注目を集めました。
アメリカ全土だけでなく、世界有数のモーターサイクル職人が参加する「BORN FREE(ボーンフリー)」(カリフォルニア)。そのアワード獲得マシンたちがゲストとして招かれました。日本のトップビルダーらの作品とともに、誌面にてカスタムショーの熱気をお届けします!!
充実のコンテンツ
『WITHHARLEY Vol.18』は全国の書店またはAmazon/楽天など通販サイトにて12月21日発売。定期購読もオススメです。どうぞ、お見逃しなく!!
ウィズハーレー最新号を動画でも紹介↓
ハーレーダビッドソン専門誌『ウィズハーレー』のお買い求めはこちら↓
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
ウィズハーレーの最新記事
パフォーマンスマシン:レース環境から生まれた究極の操作性 ハイパフォーマンスを追求するのが、ハーレーの最新トレンド。優れた機能性とカスタムルックを高い次元で両立するアルミニウムビレット製のラジアルハン[…]
ナイトロン:サーキット走行に向けたサスペンションカスタム X350のサーキット走行で最初に困ったのがバンク角のなさだ。足つきは良いが、車高が低く、ステップやせっかく交換したモリワキ製のサイレンサーを擦[…]
バガーレーサーレプリカここにあり! 153HPを誇る純正スクリーミンイーグル131エンジンを搭載する「CVOロードグライドRR」がアメリカにて限定発売され、その排気量は2147ccにも達するが、カスタ[…]
実績豊富なディーラーによる絶妙なバランス感覚 全国のハーレーダビッドソンジャパン販売網がカスタムの腕とセンスを競うコンテスト『バトルオブザキングス』にて2年連続で日本一になった実績を持つワタナベモータ[…]
「パンヘッドのチョッパーに乗りたい」理想像を具現化 目の肥えたファンが集まるカスタムショーに大きなブースを構え、絶え間なくハイレベルな作品を発表し続ける遠藤自動車サービス。その確かな技術力/信頼性の高[…]
人気記事ランキング(全体)
懐かしの四角ライトに極太のブロックタイヤ 1987年に発売されたやまは「TW200」は、フロントに130/80-18、リヤには180/80-14という極太タイヤを履いたファットなオフロードスタイルで人[…]
1位:直4ネオクラシックZ400RS最新情報/予測 最強400ccモデルであるニンジャZX-4Rをベースとした直列4気筒のヘリテイジネイキッド「Z400RS」(仮称)が開発されているという噂。77ps[…]
ライディングポジション変更のおかげで操縦性も大幅アップ! 私が参戦する全日本ロードレース選手権のJ-GP3クラスは、5月下旬にシーズン初戦を迎え、私自身も今季のさらなる走りの進化に期待しているのですが[…]
日本でも人気、コンパクトな車体と味わい深いエンジンの軽二輪モデル カワサキは欧州において、日本でいう軽二輪のレトロバイク「W230」と「メグロS1」の2026年モデルを発表した。注目はW230のニュー[…]
16歳から取得可能な普通二輪免許で乗れる最大排気量が400cc! バイクの免許は原付(~50cc)、小型限定普通二輪(~125cc)、普通二輪(~400cc)、大型二輪(排気量無制限)があり、原付以外[…]
最新の投稿記事(全体)
2025年モデルではさらなる排熱&快適性を徹底追求! 空冷式ジーンズは2022年の登場以来、完成度を高め続けてきた。2024年には走行風取り込み効率を150%にまで高めたフィン付き空冷式ジーンズを投入[…]
姫川沿いダートからの北アルプス(飛騨山脈):大出(おいで)の吊橋で知られる大出公園へと姫川本流沿いのダートが続いている。田畑の遥か向こうには北アルプスの山並みが横たわっていた。 どこを見ても絶景の白馬[…]
身体の内側から危険を察知する「熱ごもりセンサー」内蔵 猛暑が続く夏がやってきた。ヘルメットを被り、革ツナギやジャケットをまとうバイク乗りにとって、もっとも警戒すべきは熱中症。いくら風を切って走っていよ[…]
講習内容を検討する“指導検討委員会” が開催 2025年1月29日、埼玉県知事公館において「令和6年度 高校生の自動二輪車等の交通安全講習に係る指導検討委員会」(以降、指導検討委員会)が開催された。本[…]
日本時間16時(欧州時間9時)に“スペシャルなニュース”が! スズキは、国内サイトとグローバルサイトのそれぞれに、同社を代表するスーパースポーツ「GSX-R」シリーズが初代「GSX-R750」の発売か[…]
- 1
- 2